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おとなの(?)読書感想文。 絵本から児童書、時代モノ、how to本、ミステリーetc...。あなたの道標になったら幸いです。
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2学期お初、3年生の読み聞かせ。
学校の図書室で借りた本を2冊(つまりぶっつけ本番^^;)。
 
どろんこおおかみと7ひきのこやぎ (いっしょにあそぼ) どろんこおおかみと7ひきのこやぎ (いっしょにあそぼ)
あおき ひろえ

アリス館 2007-11
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 あおりんご園の子ども達は楽しい遊びが大好き。今日は「おおかみと7ひきのこやぎ」ごっこです。オオカミ役は先生、子ヤギ役は子ども達。さあ、お話のはじまりはじまり~!
・・・けれども物語通りには行きません^^。
「開けておくれ、お母さんですよ・・・」とオオカミの声に、いたずらな子ヤギさん達は「にゃーにゃー」鳴いてみたり、「ワンワン」と吠えたり・・・。「ヤギはいないよ!」と、オオカミさんを困らせます。
どろんこの落とし穴にオオカミさんを落っことして、めでたしめでたし・・・ではないんだな。これが^^。
 子どもらの豊かな想像力と元気がいっぱいのお話です^^。

うしはどこでも「モー!」 うしはどこでも「モー!」
ケネス アンダーソン

鈴木出版 2008-12
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 動物の鳴き方って外国でも同じなの?というプチ知識絵本。
例えばカエルは日本では「ケロケロ」だけれど、スペインでは・・・といった感じ (解説は「~やねん」となぜか関西弁) 。3年生にしてもちょっと幼いかという気がしたのですが、これが意外にヒット。
「ちゃんと聞いてたかテストするよ~。・・・フランスのニワトリの鳴き方は?」
「ワウワウ(>v<)!!!」(←フランスは合ってるが、それ犬だから^^;)
「カッカドゥドゥルドゥ~(>v<)!!!」(←イギリス産)
「コッコリコー(>v<)!!!」(←正解っ!!)
・・・みたいな。最終的に読み聞かせじゃなくなってましたけど^^;。
気が散りがちな子も参加型だと面白がってくれるみたいです^^。
 
12の怖い昔話 12の怖い昔話
Susan Price

長崎出版 2009-05
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 時間があればと思って持って行った1冊。怖かったり不思議だったり、短いお話集です。
せっかく明るく盛り上がった所、恐怖のどん底に突き落としては・・・とやめました(うそうそ、そんなに怖くないです^^;)。大筋、どこかで似たような話を読んだことあるなぁって感じなんですが、結末が意外だったりするのです。昔から伝わる民話をもとに、作者のスーザン・プライスさんが辛口スパイスきかせてくれてます^^。


0番目の男 (祥伝社文庫) 0番目の男 (祥伝社文庫)

祥伝社 2000-10
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 詳伝社文庫の創刊15周年記念につき(・・・といっても9年前の話ですが)、書き下ろされた中編作品のひとつ。山之口洋さんの『0番目の男』ほか、高橋克彦さん、恩田陸さん、菊地秀行さんなどなど、全部で21の作品があるようです。 
 SFジャンルは私的にやや敷居が高いのですが、これくらいだと読みやすくていいです^^。
 
 あらすじ。
 マカロフ・クラブなる会員制クラブに足を運ぶ男がひとり・・・。男の名前はマカロフ。そして店のバーテン、お客さん達も全員マカロフ。役者に技術者、詩人などなど職業こそちがえど、顔も声も体つきも一緒の彼らは、クローン技術によって誕生した“マカロフ”でありました。
・・・さて、時を遡ること70年前(2010年という設定)。地球は深刻な環境破壊に直面しておりました。妻イレーナとともに、水質汚染問題に取り組んでいた環境工学博士のマカロフ氏。研究の見通しは明るかったものの、地球が研究対象であるがゆえに“成果”が得られるのは遠い未来のこと・・・。ある時、マカロフ氏のもとに「優秀なあなたのクローンを作らせてほしい、しかも大量に」といった依頼が舞い込みます。マカロフ氏は、あることを交換条件に妻の反対を押し切り、その依頼を引き受けるのですが・・・。
 
 感想というほどでもない感想。
 もし、SFチックな事件に自分が巻き込まれたとして(妄想中)。未来へ飛ばされるより、過去へ飛ばされたいなぁ・・・と思いました。家族や知り合いが故人になっているような世界はきっと耐えられない・・・(T_T)。・・・0番のマカロフさんの苦悩もそういうこと。
「百人あなたがいたって、わたしには《このあなた》がいるだけよ」
と、いうイレーナの台詞が印象的でした。
 暗ーい気分で読み進めてましたが、ラスト間際、どんでん返しとまでは行きませんが、希望の光が。さすがにこれは内緒^^;。
 
・・・以前、図書館から「二重登録されていませんか?」といった、問い合わせの電話がかかってきたことがあります。1枚のカードで、区内の図書館ならばどこでも貸し出し返却OKなのは知っているので、「してないと思います」と答えたのだけれど、同姓同名、読み方も一緒・・・。私の苗字は取り立てて珍しいわけではないのですが、読み方がちょっとひねくれているのです。だもんで、やっちまったか^^;?と思ったのですが、念のために登録されている住所を尋ねたら、住んだことのない場所。
 同じ名前の別な人。しかも年齢も同じだそうで。図書館の方とは「偶然ですね~^^」と笑いあったのですが、もしかして見た目も似てたりして。ちょっと会ってみたいかも。



覚え書き。
西尾維新さんの『化物語上下』、『偽物語上』読了。
不思議な世界観。アニメ、よく出来てる。

『日本怪奇大全』&『大人の「雑学力」』etc。
某バザーで購入。安かった^^。
都市伝説とアルコールとコーヒーで私は出来ている。

 
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『少年検閲官』。
何となく手に取った1冊です。片山若子さんのカバーイラストが可愛かったので(小市民シリーズの表紙を描いてる方です)読んでみましたです。

少年検閲官 (ミステリ・フロンティア) 少年検閲官 (ミステリ・フロンティア)

東京創元社 2007-01-30
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では、ネタばれてない(と思う)あらすじ。

 戦争、相次ぐ自然災害といった荒廃した世界。死が身近になり過ぎたために、人々は一様に無気力だ。そうした時代背景から、政府は死や暴力、犯罪などが描かれた書物を駆逐する政策を打ち出した。それらは“有害図書”として焚書されるが、やがて対象は拡大、ありとあらゆる本が焼かれていく・・・。 
 所有することも作ることも許されず、必要な情報はラジオを通じて、しかも政府の検閲を通った安全なものだけが与えられる。子ども達は書物を知らない。そして犯罪を認識しない。
 少年クリスは唯一の肉親であった父を亡くして後、“何かを求めて”旅を続けていた。旅の途中に訪れたある閉鎖的な村で、奇怪な事件が頻発していることを知る。不定期に行方不明になる村人、戸口に書き付けられる赤い十字架、そして発見される首なしの死体。・・・村人は口を揃えていう。「それは“探偵”の仕業なのだ」と。   
 しかし、ミステリ愛好者であった父が聞かせてくれた物語の中で、“探偵”は常に悪に立ち向かう正義の存在だった。 探偵=正義を証明するために、クリス少年は歳の離れた友人、キリイ先生とともに真相の解明を試みる・・・。   

感想。・・・何か辛口感想になってしまった・・・ボソ 。
・・・少年検閲官というタイトルだったので、てっきり主人公のクリスがそうなんだと思っていたら、違いました。検察官はエノという少年。しかもクリスと絡んでくるのは後半になってから。一応、少年検閲官エノとの“共同捜査”で事件を解決するんですが・・・後からひょっこり出てきておいしい所を全部持っていった感が。前半、クリスとコンビを組んで大活躍していたキリイ先生が、いないも同然になってしまってましたしね。正直、エノの存在はいらんのでは・・・いやいや、キリイ先生以上に活躍させるべきだったんではないかと。“ミステリ絡みの事件を捜査するためだけに、特別な育てられ方をした少年”という、いかにも読者的に気になるプロフィール部分がさらっと流され過ぎてて感情移入できなかったです^^;。そこらをもっと突っ込んでくれたらよかったのに・・・。
 また、序章のおどろおどろしさに最初はホラー小説かと思いきや、推理モノ。しかし、犯人と犯行動機が、トリックはわからぬものの、おぼろげにわかっちゃったりもして。事件に関わることで、これから己がやるべきことを見つける、というクリス少年の成長話だったんでしょうかね^^;。
 このお話、いかにも続きそうに終わっていたのですが、続刊の予定はないのかなぁ? 
 ところで・・・私の中では物語の中の探偵は=正義ではないです。ちょっと犯罪者よりだとすら思ったり^^;。初対面で職業やら趣味やら当てるって、よくあるパターンですけども、実際ソレやられたら、ちょっと気味悪くないっスかね。。。探偵=推理せずにはいられない人かなぁ。

『心霊探偵八雲8』 読了。
心霊探偵 八雲8 失われた魂 心霊探偵 八雲8 失われた魂

文芸社 2009-08-21
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 ちょっとワンパターンを感じ始めていた^^;このシリーズでしたが、クライマックス突入とのことで、今回はちょっとちがった切り口です。いつもは警察側として活躍していた八雲くん、殺人容疑で追われる身になってしまいます。八雲&後藤、晴香&石川といった具合にふた班行動。携帯で連絡を取り合いつつ事件を追っていくため、接触は最後の方までありません。つまり晴香ちゃんと八雲くんは電話で会話するのみで、顔を合わせないんですが、

晴香ちゃん「八雲君とっても心配っ!絶対に帰ってきてねっっ!!」
八雲くん「心配かけてごめんね・・・」
 
と、いったいいムードでして(実際には↑みたいな会話はありません^^;)、ふたりの距離がまた少し縮まったようです^^。
 ・・・この 八雲シリーズ、これまで白泉社で一度コミック化されており、2巻まで出てるんですが(全2巻? 1巻だけ古本屋で購入)、今度は角川から月刊『Asuka』で連載されてます。なんか納得いかない。。。。
 

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「面白いよー^^」と、息子から貸してもらった本。

ぼくたちと駐在さんの700日戦争 (小学館文庫) ぼくたちと駐在さんの700日戦争 (小学館文庫)

小学館 2008-04-04
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 映画化されたりもしてるので・・・ってか、先日、テレビでもやってたそうなので、今更くどくど書く必要もないかと思うんですが、ま、一応。
 著者はママチャリ氏。そもそもはご本人のブログに書かれた小説であり(ブログでは“くろわっ”さんと名乗られています)、クチコミで人気大爆発。それを受けて書籍化されたのが本作とのことです。
タイトル通り、悪ガキ軍団vs町の駐在さんとの交流(?!)というかイタズラ合戦。ご自身の高校生時代の実話をもとにしたフィクション小説だそうですが、どこからどこまでがホントなのか脚色されているのかは謎。本家ブログのほうを見ると、たまにコメント欄などで、ぽろっと書かれていることもありますが。・・・かなり楽しい。自分が悪ガキ軍団の一員になったような、そんな気持ちになれちゃう。現役の学生さんは今の自分&周囲の環境とを比較するだろうし、昔の(大昔^^;か?)学生さんは、“色々と思い出すことがある”でしょうね^^。
 1巻とあるように書籍は5巻まで出ており、さらに現在もブログにて小説は着々と進行中でありまして、私もちょこっとずつ読ませてもらってます(何しろ膨大な量なので、1日では読みきれません)。
 



↑こちらからどうぞ^^。

 ・・・ふと、思ったんですが。大人はいつの時代も「今時の若いもんは!」というし、子どもらはいつの時代も「大人は何もわかってくれない」といいますよね^^;。その理由がわかったような気がします。
私の個人的な考えですが・・・ニンゲン18~20歳くらいで人格といいますか、基本的な考え方とか価値観って、ほぼ完成してしまうんじゃなかろうかと思ってます。社会&その時代の常識etc・・・もまれる中で、良かれ悪かれ足されたり引かれたり(例えば+狡猾さ、-鋭さとか)はあると思うけど、本質は変わらないんじゃないかと。しかし、刻々と時は流れ、時代は変わっていくわけですな。だから、1年の歳の差にだって違いを感じる。まして、10年20年差同士が、
 理解しあえるわけがないっつのっ。
・・・ってトコをお互いにわかっとけば、まー、平和的に共存はできるでありましょう。
 10年20年前と比べて、現役の10代が昔の10代に劣ってもいるわけでもなけりゃ(ただし、足の長さは現・10代は確実に勝ってる^^;)、今の時代が特別に悪いわけではないと思う。情熱的で無気力で、純粋で残酷・・・みたいな、相反する所は今も昔も変わらないとも思うし。
 今と比べて「昔はよかった・・・」なんていうのは、足腰が立たないくらいのジジババになってから、縁側で緑茶でもすすりながらつぶやけばいいことだ。
 現役10代も昔の10代も、お互いを見下さず侮らず、今を楽しまなくてはならん!ですね。

★  ★  ★  ★  ★  ★  ★  ★  ★  ★  ★  ★  ★  ★  ★  ★  ★  ★  ★

 何でそんな話になったのか覚えてないのだが。
「最後に人をぶん殴ったのはいつか」といった質問をおとーさんにしたことがある。2~3年前?かなぁ。あまりに回答がショッキングだったので、覚えていた。思い出した。

「あ~・・・んーと、いつだったかなぁ・・・」と悩むおとーさん。
悪ガキだったのは知っている。高校時代に停学になったことがあるのも、悪さの罰でグループ全員が坊主頭にさせられたことも知っている。
 ・・・でもですよ。誰かをグーでパンチするような事態って早々ないよねっ^^!
とか思ってたのだが、
「えっとー・・・○○駅で・・・3ヶ月くらい前^^?」
・・・・・・・・・・て。アリなん^^;?
「あああああ相手がななななななナイフとかももももも持ってなくてよよよよよかったねぇぇぇぇっっ!!!」(←激しく、動揺中)
と、言っちゃう私も私だが(あーなるほどー、っていう理由はあったが・・・・にしても)。


 娘は明らかに私に似ている。働く悪事が過去の私と一緒なので、事前回避が可能だ。
 息子は明らかにおとーさんに似ている。。。orz.。想定外をやらかすので、困る・・・(T_T)。
「先生やお友だちに“すんません”とか“よく言って聞かせます”とかとかとか、言わせないでおくれよ・・・」
という、私のお願いが聞き届けられたことは・・・・・・・・・・・・・・・・ない。


・・・・・・・・・・ああ、2学期です。

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出版界では熾烈なオマケ合戦が繰り広げられている、よーだ。

新潮社はお馴染の“yondaパンダちゃん”のマスコット(あんまり可愛くないところがむしろ可愛い^^。とっても欲しい)・・・2冊購入が必要。
集英社はハチさんストラップ(わりと可愛い^^。ちょっと欲しい)・・・1冊購入でOK。
角川文庫はブックカバー(あんまりいらない、かも^^;)・・・2冊が購入が必要。

 学生の皆様に「ぜひ我が社の本で読書感想文を!!」と言うことでありましょうね。
同じタイトルが違う出版社から出ており、しかも同じ棚にあったりするのですが、この夏、どちらがどれだけ売り上げたのかぜひ知りたいところです(←野次馬根性^^;。でも、きっと内部的に調査は行われてるよね・・・)。
 さて、「ブックカバーなぞ、いらん」などと無礼なことを書いたくせに、私が購入したのは角川文庫^^;。しかし、ひねくれたのではなくて、8月にアニメ映画になるってことだったので。私の本を勝手に持っていく)子どもらも楽しく読めるであろうと。

サマーウォーズ (角川文庫 い 67-1) サマーウォーズ (角川文庫 い 67-1)

角川書店(角川グループパブリッシング) 2009-07-25
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あらすじ。
(映画公開直前なので、ネタバレないよう、かなり気を使っている^^;)
このお話の舞台は近未来、あるいはこの世界と少しだけ次元の違う現代かな?
老いも若きもデジタル仮想都市“OZ(オズ)”に自分のアバターを持ち、コミュニケーションを取っている。
“OZ”とは・・・通信手段として機能するだけではなく、そこは例えばビジネスの現場であり、公共機関の窓口であり、娯楽の場だったりもする。セカンド△イフの超進化系、生活に密着したモノになった感じとでも言ったら近いでしょうか(セカンド△イフ、あっという間に飽きちゃった人σ( ̄∇ ̄;)なので、うまく説明できないが)。

 主人公は理系の草食男子(と、自分で書いてちょっとイラッとした^^;)健二。そしてひとつ年上の先輩・夏希。その憧れの夏希先輩から“アルバイト”を頼まれ、勇んで引き受ける健二だが、その内容は「4日間だけ婚約者のフリをして!」という無茶なものであり、しかも「旧家出身、東大卒、アメリカ帰りの帰国子女」というデキ過ぎなプロフィールが設定されていた。
 怯みまくりながらも、陣内家16代当主たる“栄ばーさん”率いる親族の皆さんのパワーや温かさにほだされ、そして何よりも夏希への想いから、たかが4日間のことと腹をくくる。
 さて、偽の婚約者役という大役に心身ともに疲弊していた健二の元に、ある晩、見知らぬ相手からの携帯メールが届く。そこには謎の数列が・・・。

 タイトルは「Solve me(私を解いて)」。

 いかにも無害人畜で常におとなしい健二君だけれども、その実、数学に非凡な才能を持っている(ホントはかなりスゴイ奴なのだ)。それが擬似乱数による暗号であることを見抜き、あっさりと、嬉々としてそれを読み解いてしまう(・・・そういう感情、数学なぞこの世からなくなってしまえぇぇ~と呪詛していた私には、ちーっともわからんのですがね^^;)。
 一夜明けた世界は何故か大混乱。
テレビでは“OZ”に管理制御されていた全システムが暴走、異常な動作を起こし始めたことを伝える。何でも“OZ”管理センターに浸入、ハッキングした者がいるという・・・それって・・・?!

 

・・・小さい単位の家族ではなくて、一族の絆の話。
いい話だった。出来すぎ感はあったけども、気にならない。それでいいんだ、“愛は地球を救う”んだから。
ただ、文系オタク女子としては・・・例えば「200テラフロップスのスパコンに、100ギガのミリ波回線」云々言われたところで「はぁ?」なので、理解でいない箇所がいくつか。身近にITオタク系男子(おとーさん)がいるので説明してもらったが、↑は盛り上がりシーンだったので、読みながら理解できていたら、もっと楽しめたのになぁと。さらっと読み飛ばしてしまっても支障はないけども、※解説とか入れといてくれたらいいのに。(も、もしかして・・・常識だったりとかするの(゜。゜)・・・?)

 栄おばあちゃんを上座に、陣内一族が集まってご飯を食べるシーンは何だか懐かしい。
・・・大正生まれの祖母には9人もの子どもがおり、そして孫らが(思いだせる限りで)12人。陣内家に負けない?!結構な迫力でした。
男性上位の時代に若き日を過ごし、身を粉にして家族のために尽くしてきた“お母ちゃん”。その子どもらには苦労して育ててもらった、という思いがあるのでしょうね。誰も頭があがらない、というのもわかる気がします。いい年こいたオッサン、オバサンらが、おばーちゃんに何やら叱られてムスッとしつつも、「悪かったよっ」みたいなシーンを目撃したことも実際にあるし^^;。
夏希の台詞に、
「大おばあちゃんがいなくなると、みんながバラバラになっちゃう」というのがあるのだけれども、悲しいかな、これは事実。
手綱を締める人がいなくなった時、油断してると一気に“家族”は疎遠になってしまうみたい。
物語では陣内家一同が一丸となり、世界の危機を救うと同時に家族の絆崩壊というピンチをも乗り越えるわけだけれど、リアルには絶対ないよね、こんなこと^^;。

とりあえず、明治・大正生まれのおじいちゃん、おばあちゃんがいらっしゃる若い人。
達者な内に、よく話をしておくといい。妖怪じゃない限り^^;、きっとそんなに時間はない。
イトコ達とも仲良くしたほうがいい。自分になんか似てて憎たらしいけど。

あなたの屈託のなさが、その意外にも細い糸を繋ぎとめるかもしれないよ。

東京では(それともここらだけ?)残念なことになってしまった日食観測デー(張り切ってダンボール工作をしなくてやっぱよかった)。
それにしても、曇りって。大雨だったら諦めもつくけど、何か中途半端な天気じゃね、である。
だから私は空ばかり見ていた。

・・・国立天文台のページで写真が見れます。

 

さて、すっかり書き忘れていたので、書いておこう。。。
美女と竹林 美女と竹林
森見登美彦

光文社 2008-08-21
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 父と一緒にたけのこを掘った幼き日から、竹林を愛してやまない森見氏。
頭の中を占めるのは「竹林!」「竹林!」「竹林!」
 さて、竹林でひとやま!時々は小説家業!といった妄想を暴走させ、知人が所有する竹林の伐採を申し出る。ひとりでは不審者っぽく見えそうである、という理由で親友の明石氏を巻き込むのだが、森見氏同様、明晰な頭脳が取り得といった力仕事に縁の無いお方。また、本業の小説の締め切りやら、サボるやらで思うに進まない竹林伐採。。。
  妄想と嘘八百を織り交ぜたエッセイ・・・なのかなぁ^^;。「竹林」という単語、ほぼ全てのページに出てきてるんじゃなかろうか。。。
 読みながら、そして読み終わった時、何だかもーれつに「竹を刈りたい(≧∇≦)!!!」という気分になった^^;。
・・・ああ、どこかにいい感じの竹林はなかろーか。。。
 
青年のための読書クラブ 青年のための読書クラブ
桜庭 一樹

新潮社 2007-06
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 良家の子女が集う聖マリアナ学園の100年の歴史。
 このお語は学園の正史には残されなかったエピソードであり、“王子”選出、生徒会の横暴と対抗勢力、共学への移行による乙女帝国(と、いってよかろう)崩壊の前夜の有様など、その時代の読書倶楽部に在籍した、名も無き“誰か”が密かに書き綴ったもの(という設定)。
 それぞれの章にモチーフがあるので、重ねてそれを読んでいく楽しみもあります^^。

第一章 烏丸紅子恋愛事件(『シラノ・ド・ベルジュラック』)
第二章 聖女マリアナ消失事件(『哲学的福音南瓜書』)←著者の桜庭さんによる創作
第三章 奇妙な旅人(『マクベス』)
第四章 一番星(『緋文字』)
第五章 ハビトゥス&プラティーク(『紅はこべ』)
 
 いやー・・・女子高出身の私には何やら懐かしさを感じる雰囲気の本でした^^;。
子どもというには育ちすぎ、女性というにはまだ幼いという“何者にもなりきれていない存在”が山盛りてんこ盛り。フシギな場所でした。
“王子”もリアルに存在。そんな名称はなかったけれど、体育祭で連合長として選出された“凛々しい”先輩方なぞ、まさにそれ。バレンタイデーは女子同士で普通にチョコ交換してましたしね(友チョコ、なんて言葉はまだなかったと思う)。。。

・・・わりと最近知った話なのですが、我が母校はいつぞや共学になったそうです。
ソレを知った時は・・・「ぅええええええ!!!Σ( ̄□ ̄;)」と、ちょっと・・・いや、ものすごく動揺しました^^;。当時はフツーに共学校に通っていた友だちが楽しげで、羨ましくてたまらなかったというのに・・・
 歴代の制服を着たマネキンがずらっと展示されているコーナーがあったのだけれど(←それはそれは不気味なシロモノであった)、最古のものは袴姿だったはず。伝統(だけ)が唯一のウリだったのに^^;。
少子化を感じた出来事。
暑い暑い溶ける溶ける・・・と思っていたら。
いつの間にやら梅雨が明けていたようです(←おとーさん情報。おとーさんも人に聞いたそうな)。むんむんする家の中、たくさんの風邪ひきらが徘徊しています。
 
・夏に風邪を引くのは馬鹿。
・馬鹿は風邪を引かない。
 
どっちが本当なんでしょうか。ちなみに家族の中で私だけが元気なんですよ^^。フフフフフ・・・orz(←とか言いつつ、自信無し)。
子どもらは明日が終業式、明後日から夏休みなのですが、一足先に夏休みに入ってしまったみたいだなぁ^^;。

さて、今日の読み聞かせは、と書き出すところなのですが、1学期の読みボラは先日で終了したので・・・・22日の天体ショーのことを。
世間では日食観測のために“日食グラス”が大人気のようです。私は王道の煤けさせたガラス片で観測しよう(目を痛めるのでホントは・・・いや絶対にいけません^^;)。

日食、見た事ありますか?
私は小学校の・・・多分、低学年の頃、煤けさせたガラス片で見たのが印象的に残っています。「ほら、見てごらん」と、ガラス片を差し出したのはおかーさん。ガブリとかじられたみたいなモノクロの太陽、物干し竿の青、まばらに生えた雑草の緑、蚊にくわれたふくらはぎ、おかーさんのスカートの柄、近所の男の子にもらったザリガニ、パンクしてた私の赤い自転車・・・。
古い思い出の中のおかーさんは、いつもいつもミシンの前に座っていて、姉や私の洋服を縫っている人だったので、日食=表に出ているアクティブな母^^;(虚弱な人だと知ったのは後年のこと)。

・・・国立天文台のページhttp://www.nao.ac.jp/(←いつ来ても迷路のようだ)で、正しい日食観測について、丁寧に解説されています(また、当日は“地球に映る月の影”の映像が15分間隔で配信されます)。大きなダンボールを使って観測する方法が紹介されており、工作も簡単そうだったので、ちょっと心が動いたのですが・・・
 
①身体がすっぽり入る位の段ボール箱を調達するのは難しい(冷蔵庫とか洗濯機を新調された方はお試しください)。
②当日、雨が降ったら・・・・・・すごく悲しい^^;

・・・以上の理由であきらめました。
 
きみの町に星をみているねこはいないかい きみの町に星をみているねこはいないかい
えびな みつる

架空社 2003-07
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宇宙からやって来た“ねこ”さんの話。
夜毎の猫達の集会は、もしかしたら遠く離れた故郷を懐かしんでいるのかもしれませんね^^
 

「どこにお住まいですか?」と聞かれたら、「〇〇町です」とかこたえるのが普通。
そこを「地球です」と、答えられる時代がいつかは来るのかなぁ。。。
きっと来るのでしょう(妄想、大暴走中)。

雨降りは大好きですが、この日ばかりは晴れるといいなぁ。
『春期限定いちごタルト事件』、『夏期限定トロピカルパフェ事件』に続く、小市民シリーズ(?)第3弾。
秋期限定栗きんとん事件〈上〉 (創元推理文庫) 秋期限定栗きんとん事件〈上〉 (創元推理文庫)
米澤 穂信

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秋期限定栗きんとん事件 下 (創元推理文庫 M よ 1-6) 秋期限定栗きんとん事件 下 (創元推理文庫 M よ 1-6)
米澤 穂信

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 これからようやく夏だというのに秋の本かよ!ですが^^;、予約の順番が回ってきたので。(前2作はここであらすじ&感想を書いてるので、細かい設定などは省略)。

『春期&夏季限定・・・』を読んでからずいぶん間が空いたので、すっかり忘れていましたが、そういや『夏季限定・・・』の最後で“互恵関係”の解消を決めていたようです(←自分ブログ内検索^^;)。激しくネタバレしてると思うので、反転。
・・・今回、小鳩君と小佐内さんの名コンビぶりは残念ながら見ることは出来ません。ひとつの事件について、上下巻通してそれぞれが独自の思惑で動き、また、やり方で追っかけてますが、下巻の終盤、事件の全容が明らかになるあたりまで会話すらない。
 なるほど、関係修復のためにはお互いに距離と時間、そして事件が必要なんでしょうね。小鳩君には仲丸さん、小山内さんには瓜野君といった風に、“推理欲を満たすことの出来ないお相手”=彼らが目指すところの小市民的パートナーが現れる。
 ハッキリ腹黒いキャラである小佐内さんはともかく、小鳩君は「これぞ“普通の”高校生ライフ」みたいに言っていたけれど、心から喜んでいるわけではない。相手を見下してる感じがして(そうした意識はなくとも)、何かヤな奴だなぁ、と思ってしまった^^;。
 ま、ともかく、そうした2組のカップルのお話がちょこちょこあり、そこに事件が絡んできて・・・といった具合なんですが、あれもこれもってぎゅうぎゅうし過ぎた感じがするんですよ^^;。何も全てを同時進行させなくてもよかったのに(勝手な意見^^;)。

 今後、出版されるのであろう『冬季限定』に期待。ふたりのちょっと毒のある会話だったり、軽快な頭脳勝負も見たいもんです^^。
 
 特別な才能を持つ者も、持たざる者も。
“人並み”とか“平均的”であることって、実は結構難しかったりするよねぇ?
 


・・・某インスタントコーヒーをグラスのオマケにつられて購入。
夏向きの飲み方を紹介したリーフレットがくっついていた。何とはなしに見ていたらば、フロート系などの定番の中に、コーラを使った“変り種”を発見。
聞いた事も無いような材料が必要な食べ物・飲み物は、どんなに美味しそうでも“作らない”のだが、これはコーヒーとコーラがあれば出来るお手軽さ。

と、いうわけで作って(?)みた。

厄介払いのつもりで押しつけた家族達からは、ほんのひと口飲んでは返品され、さらに「コーラさんに謝れ」くらいになじられ、挙句「責任取れよ」と言われる始末。氷がかなり溶けて、作りたてとはまた違ったものになっていたわけだが、それをちびちびと飲む内、口の中に広がる味の感じが・・・養●酒っぽくなってきた、ような気がする。
 そう思って飲めば飲めないこともないないないないない(・・・という自己暗示をかける)。
 
・・・ちょっと部屋を離れた間に誰かが捨ててしまっていた。
「飲もうと思ってたのに!!」(←強がり)

紅茶だと思って口に入れた飴玉が、実は“高麗人参飴”だった時も衝撃を受けたけど、今日のも中々だった。やっぱコーヒーとコーラは別々に飲んだ方が美味しいなぁ、と確信したよ。

3年生の読み聞かせ。
夏と言ったら怖い系のお話だろう!ってことで(ホントに怖くはありませんよー^^)、『しゃっくり がいこつ』と『おばけやしきへ ようこそ』・・・を用意してましたが、学校のご予定の都合で中止。
ま、しゃーないっすねー^^;。

しゃっくりがいこつ しゃっくりがいこつ
S.D. シンドラー Margery Cuyler S.D. Schindler

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題名通り、」しゃっくりが止まらなくなってしまったガイコツさんのお話。
友だちのオバケさんに協力してもらって、息を止めるとか、水を飲むとか(←ガイコツだけにだだ漏れ^^;)・・・色々試してみるんだけど、止まらない^^;。
さてさて、ガイコツさんのしゃっくりはどうやって止まったのでしょう・・・^^?

ネタバレなんだけども^^;・・・
しゃっくりって、びっくりさせると止まる、って言いますよね。これ外国のお話なんですが、“そういうオチ”だったことに驚き。

お化け屋敷へようこそ お化け屋敷へようこそ
川端 誠

BL出版 2008-07
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オバケ屋敷と言われるお屋敷に肝試しに来た子どもら。
そこは妖怪達が住むお家。ホントにオバケ屋敷だったのですよ^^
「ニンゲンの子が来たよー^^」と、襖絵に姿を隠して、子どもらが怖がる様を見て面白がる妖怪達。なんだか可愛らしいなぁ。

もし、オバケに会ったらば。
怖くなくても怖がってあげると彼らは喜ぶみたいです^^。

 


 

 2~3日前の話。
芥川賞・直木賞候補作品が発表になりましたね・・・と、言っても、私は基本、図書館貸し出しの人なので、フーンといったとこなんですが^^;。
だけども、万城目 学さんの著作が挙がっていたので(『鴨川ホルモー』とか『鹿男あをによし』の著者さんです)、ちょっと気になりました。
『プリンセス・トヨトミ』。
京都・『鴨川ホルモー』→奈良・『鹿男あをによし』と来て・・・今度は大阪のお話だそうです(文藝春秋のサイトへどうぞ。氏のインタビューが載ってます)。
・・・ほとぼりが冷めた頃、読もうと思います(ヘソ曲がりな私^^;)。

直木賞の繋がりで。
・・・・・・直木賞受賞作家というと、志茂田景樹さんを連想してしまう私^^;。
 志茂田さんがテレビに出るたびに「直木賞作家なのに・・・^^;」みたいに言われてたからだと思うんですが。
随分お見かけしないなぁと思ったらば、絵本やら童話ジャンルに進出(?!しておられました。
http://www.kageki.jp/
↑web絵本で志茂田さんご本人の声で、読み聞かせが体験できます^^。
何だか、落ち着く声です。いい感じです。
学校公開デーなど、全校・全クラス一斉読み聞かせしたいので、お父さん方にお声をかけたりするんですが(←つまりメンバーが足らないのだ^^;)、男の人の読み聞かせは子どもらにとても好評です(・・・正直、癪だがな・・・-_-;)。
全国のお父さん達、機会があったらば頑張ってくださいましな^^。



・・・何となく借りてきた『CROOK』(クルック)。
発育不全の少年・照芽
潔癖症の母親・佐和子
寝たきりの父親・照良
異常なまでに“児童虐待”に関心を寄せる女・桜木圭子
照芽を扇動する青年・ブレイン
そして、
寄生獣X(エックス)&ユコ。

サイコホラー、またはサイコサスペンス。
プロローグの描写があまりにグロくて怯みましたが^^;、“物語”の真相が知りたくて一気に1~4巻読破(薄いです)。
読了?
・・・図書館には4巻までしかなかったので、それが最終巻だと思っていたら・・・・・・5巻が最終巻。
予約を入れようとしたら、その本、“ありません”でした。
図書館がその巻だけ入れなかったとは考え難く。
近年、ICタグの導入であるとか大掛かりなシステム改変がされているので・・・どなたかが借りっぱなしのまま、5巻は除籍されてしまったんではないかと思われます(T_T)。
虐待、ネグレクトといった“心の闇”がテーマであり、スッキリしたラストではないでしょうが。4巻ラスト、ものすごくいいとこなんで^^;何とか続きが読みたいなぁ。

ここ数日、図書館に予約してた本が一気に・・・ドカドカ届く。。。
嬉しいような、困ったような。
2週間では読みきれないよ~^^;。

『夏目友人帳(8)』と『黒執事Ⅶ』が届きました^^。
予約の本を早く読めよ!ってトコですが、今日はその紹介を。
・・・(漫画はすぐ読めるもんで^^;)。


natume8.jpg
  純粋に人から頼りにされるのって悪い気はしない。
 それが、自分が大事だと思っている人だったらば尚のこと。

 それぞれの優しさが空回りしていた感のあるこれまでですが、やっとお互いにかみ合ってきたようです^^。
 西村君と北本君、養い親の藤原夫妻、タキや田沼君、そして妖達。みんなみんな、いい人(&アヤカシ)。
 貴志君、あなたが優しいからだよ。 

 

 今回、たらい回しされていた過去を語る夏目の台詞に「ご飯も変に遠慮なんかしないで ウマイですって言って いっぱい食べてみればよかったな・・・」・・・ってのがあるんですが、ダメです、ヤバイです。
  衣・食・住。特に食べることに関しては、子どもは絶対に遠慮しちゃいけないし、させてもいけないと思う。子どもの仕事は食う、寝る、遊ぶだもんさ(糸井重里^^;?)。
それ以外に関しては、ワガママをたくさん言って、ダメなことは周りの大人から諌められたらいいよ。



黒執事 7 (Gファンタジーコミックス) 黒執事 7 (Gファンタジーコミックス)
枢 やな

スクウェア・エニックス 2009-06-27
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 前の巻に続きまして、“女王の番犬”として、さらわれる子ども達の捜索のために、シエル&執事が怪しいサーカス団に潜入中のお話。
 掲載雑誌(多分5月号)を買ってみたのですが、単行本の収録分が・・・よりによってそこまで^^;。すっごい続きが気になる・・・けど、もう雑誌は買いません^^;。単行本になった時に何か損をした気になるので。 

 帯に書いてありましたが、TVアニメ第2期制作決定だそうですね。。。
やめておけばいいのに・・・(-_-)ボソ(個人的な意見) .
 私はアニメが終わってから原作を読んだのですが、恐らくはアニメ化が早過ぎたために、オリジナルなお話が多かったようです。特に後半。それはそれで。アニメはシリアス、漫画は笑いどころも多いので別物といっていいかも^^;しれません。
「では、坊ちゃん」という悪魔の台詞で暗転して終わったアニメ版の最後。シエル坊ちゃんが魂を喰われたのかは明らかにしませんでしたが、悪魔は契約を果たしたのですからして。
 なんて潔いラストだろうと思ってました。
 なのに・・・
「では、坊ちゃん・・・目を開けて」(←と、帯に書いてあった)だとぅ?!

・・・第2期やっちゃう?みたいなのはいつ決まるんでしょう。少なくとも、第1期段階では作る気なかったんじゃないのかなぁ(漫画がそんなに続かないと踏んでいたとか・・・^^;?)。深夜枠なのに予想外に人気が出たので、じゃ続けちゃう?ってとこなんでは。
・・・とか、文句を言いつつ、きっと見るんだろうな^^;。


 
07-GHOST 1 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス) 07-GHOST 1 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)
雨宮 由樹

一迅社 2005-11-25
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 07-GHOSTのアニメ、追いつきました(大体、深夜のアニメやらは見忘れてしまうことが多いので、まとめサイトで2週間分くらいまとめて見る) 何となく一迅社のページに行ってみたらば、『バナーキャンペーン』ちゅーのをやっていました。自サイトにバナーを貼ると07-GHOSTの壁紙がもらえます。絵柄はテイト版、アヤナミ版の2種類、サイズは色々(一迅社web(http://www.ichijinsha.co.jp/)から、07-GHOST→SPECIAL)
 ここしばらくデスクトップの背景を“豆しば”にしてたのですが、そろそろ飽きてきたので、壁紙を手に入れるべく、バナー貼り付けてみました。・・・応募フォームからお名前、メルアド、ブログのURLやらを送信すると、壁紙が保存できる場面になるんですが、とりあえず一番渋い絵柄を選択して保存したらば・・・フリーズしました。メモリ不足はわかっていましたが(T_T)。
 再起動後確認したら、壁紙、ひとつだけ保存できてました・・・が、どうせなら全種類欲しかったんだけどな^^;(←欲張り)。ちなみに一迅社からは「受け付けました。ご参加ありがとうございました」ってな自動配信メールが届いてました。
 お礼はいいので、そこに壁紙のURL書いといてくれればいいのに(T_T)。

 リンクのリンクのリンクをたどって・・・何でそこに行き着いたのか、自分でもよくわからんのですが、誰かのブログに掲載されていた小説を読みました。
「これは小説です」的な記載はありましたが、記事は小説のみで余計なものは一切なし。
“誰か”と表現したのは、その人のプロフィールがペンネーム(多分)以外は謎だったので。どうやら書いた物を発信するだけに開設された場だったようです。

 何となく読み始めたら結構、面白くてずんずん読み進めたわけですが・・・あ、終わってるし。
次に更新されるのはいつだろう・・・と思って、気がついたのは、小説が最後に更新されたのが2年前だということ。その人、書くのをやめてしまったみたいです(しかも、「それでどうしたんだっ」ってな、いいところで切れてる^^;)。
ペンネームで検索したら、同名で他ブログで短編を書いている方がいましたが・・・文章の雰囲気が違う(ブンガク的と言うか、感覚的というか。正直に書くとよくわからんかったです)。違う人なのかもしれません。
・・・まー、前出の未完小説が2年前ですから、同一人物でも2年も経てば色々と、気持ちの持ちようも変わるだろうから、なんともですが。

こちらの期待が大き過ぎるせい・・・も、きっとあるのだけど、シリーズ物だとパターン化されてたりとか・・・高名な小説家先生の書くお話に裏切られることはよくある話で。
そして名も無い誰かが書いたものが面白いこともまた、よくある話で。
・・・残念だなぁ。
・・・何か不完全燃焼な日。
 



いいもの買いました。99ショップで。

20090703030127.jpg

←コレです。
森見登美彦さんの著作、『美女と竹林』!
やっと予約の順番が回ってきました^^・・・ではなくて、
オレンジ色の物体に注目を。











ほれ、このように使うのですよ↓

20090703030411.jpg私は部屋の電気を点けたまま寝てしまうことが多いので(時にウッカリ眼鏡をかけたまま寝てしまって、顔に変な跡を残してしまうこともある)、なんて素晴らしいアイテムだろう!!!」と思えたのですが(99円だし)・・・・・・家族は冷たい。
「目がもっと悪くなるよ」と。


くそぅ、そうかも・・・orz。(そうだね、とは絶対に言いたくない)。しかも、モノをよくよく見たら、ボタン型電池を3個も使う。これってどれほど持つんだろうか。。。



今日は『ネクロダイバー』(著:牧野修 出版社:角川ホラー文庫)を読みました。感想はまた今度。

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