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おとなの(?)読書感想文。 絵本から児童書、時代モノ、how to本、ミステリーetc...。あなたの道標になったら幸いです。
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2学期お初、3年生の読み聞かせ。
学校の図書室で借りた本を2冊(つまりぶっつけ本番^^;)。
 
どろんこおおかみと7ひきのこやぎ (いっしょにあそぼ) どろんこおおかみと7ひきのこやぎ (いっしょにあそぼ)
あおき ひろえ

アリス館 2007-11
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 あおりんご園の子ども達は楽しい遊びが大好き。今日は「おおかみと7ひきのこやぎ」ごっこです。オオカミ役は先生、子ヤギ役は子ども達。さあ、お話のはじまりはじまり~!
・・・けれども物語通りには行きません^^。
「開けておくれ、お母さんですよ・・・」とオオカミの声に、いたずらな子ヤギさん達は「にゃーにゃー」鳴いてみたり、「ワンワン」と吠えたり・・・。「ヤギはいないよ!」と、オオカミさんを困らせます。
どろんこの落とし穴にオオカミさんを落っことして、めでたしめでたし・・・ではないんだな。これが^^。
 子どもらの豊かな想像力と元気がいっぱいのお話です^^。

うしはどこでも「モー!」 うしはどこでも「モー!」
ケネス アンダーソン

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 動物の鳴き方って外国でも同じなの?というプチ知識絵本。
例えばカエルは日本では「ケロケロ」だけれど、スペインでは・・・といった感じ (解説は「~やねん」となぜか関西弁) 。3年生にしてもちょっと幼いかという気がしたのですが、これが意外にヒット。
「ちゃんと聞いてたかテストするよ~。・・・フランスのニワトリの鳴き方は?」
「ワウワウ(>v<)!!!」(←フランスは合ってるが、それ犬だから^^;)
「カッカドゥドゥルドゥ~(>v<)!!!」(←イギリス産)
「コッコリコー(>v<)!!!」(←正解っ!!)
・・・みたいな。最終的に読み聞かせじゃなくなってましたけど^^;。
気が散りがちな子も参加型だと面白がってくれるみたいです^^。
 
12の怖い昔話 12の怖い昔話
Susan Price

長崎出版 2009-05
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 時間があればと思って持って行った1冊。怖かったり不思議だったり、短いお話集です。
せっかく明るく盛り上がった所、恐怖のどん底に突き落としては・・・とやめました(うそうそ、そんなに怖くないです^^;)。大筋、どこかで似たような話を読んだことあるなぁって感じなんですが、結末が意外だったりするのです。昔から伝わる民話をもとに、作者のスーザン・プライスさんが辛口スパイスきかせてくれてます^^。


0番目の男 (祥伝社文庫) 0番目の男 (祥伝社文庫)

祥伝社 2000-10
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 詳伝社文庫の創刊15周年記念につき(・・・といっても9年前の話ですが)、書き下ろされた中編作品のひとつ。山之口洋さんの『0番目の男』ほか、高橋克彦さん、恩田陸さん、菊地秀行さんなどなど、全部で21の作品があるようです。 
 SFジャンルは私的にやや敷居が高いのですが、これくらいだと読みやすくていいです^^。
 
 あらすじ。
 マカロフ・クラブなる会員制クラブに足を運ぶ男がひとり・・・。男の名前はマカロフ。そして店のバーテン、お客さん達も全員マカロフ。役者に技術者、詩人などなど職業こそちがえど、顔も声も体つきも一緒の彼らは、クローン技術によって誕生した“マカロフ”でありました。
・・・さて、時を遡ること70年前(2010年という設定)。地球は深刻な環境破壊に直面しておりました。妻イレーナとともに、水質汚染問題に取り組んでいた環境工学博士のマカロフ氏。研究の見通しは明るかったものの、地球が研究対象であるがゆえに“成果”が得られるのは遠い未来のこと・・・。ある時、マカロフ氏のもとに「優秀なあなたのクローンを作らせてほしい、しかも大量に」といった依頼が舞い込みます。マカロフ氏は、あることを交換条件に妻の反対を押し切り、その依頼を引き受けるのですが・・・。
 
 感想というほどでもない感想。
 もし、SFチックな事件に自分が巻き込まれたとして(妄想中)。未来へ飛ばされるより、過去へ飛ばされたいなぁ・・・と思いました。家族や知り合いが故人になっているような世界はきっと耐えられない・・・(T_T)。・・・0番のマカロフさんの苦悩もそういうこと。
「百人あなたがいたって、わたしには《このあなた》がいるだけよ」
と、いうイレーナの台詞が印象的でした。
 暗ーい気分で読み進めてましたが、ラスト間際、どんでん返しとまでは行きませんが、希望の光が。さすがにこれは内緒^^;。
 
・・・以前、図書館から「二重登録されていませんか?」といった、問い合わせの電話がかかってきたことがあります。1枚のカードで、区内の図書館ならばどこでも貸し出し返却OKなのは知っているので、「してないと思います」と答えたのだけれど、同姓同名、読み方も一緒・・・。私の苗字は取り立てて珍しいわけではないのですが、読み方がちょっとひねくれているのです。だもんで、やっちまったか^^;?と思ったのですが、念のために登録されている住所を尋ねたら、住んだことのない場所。
 同じ名前の別な人。しかも年齢も同じだそうで。図書館の方とは「偶然ですね~^^」と笑いあったのですが、もしかして見た目も似てたりして。ちょっと会ってみたいかも。



覚え書き。
西尾維新さんの『化物語上下』、『偽物語上』読了。
不思議な世界観。アニメ、よく出来てる。

『日本怪奇大全』&『大人の「雑学力」』etc。
某バザーで購入。安かった^^。
都市伝説とアルコールとコーヒーで私は出来ている。

 
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