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おとなの(?)読書感想文。 絵本から児童書、時代モノ、how to本、ミステリーetc...。あなたの道標になったら幸いです。
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夏休みも残りわずか。
自由研究にドリルに絵日記・・・この時期になってやってない宿題は、きっと読書感想文だ。
「本すら読んでない!助けて!ドラえもーーーん!!\(゜ロ\)(/ロ゜)/」ってな、“のび太君”のために、昔、同じようにのび太君だった私が助け舟を出しちゃおう。

『本の選び方・書き方のヒント』(ただし我流^^;)。読む所から書上げるまでの所要時間は丸1日~1日半を想定。しずかちゃん、出来杉君レベルは無理としても、5段階評価なら2~3は確実に取らせてあげようっ(・・・とは言い切れないが)。では、スタートっ!

①当然だが・・・読む。
 あらすじとタイトルで面白そうなものを選ぶ。課題図書が決まっていないなら、あんまり有名じゃない本、最近の本を選んだほうがいい。・・・先生は子供らに「読みなさい」というが、読書が趣味っていう人じゃない限り、実は本を読んでなかったりする(みたい、といっておこう)。忙しいからね。しかし、もしも夏目漱石みたいな文豪の本なぞを選んでしまった日には、さすがに先生はあらすじを知っているから、誤魔化しはきかない。
本は最低でも5冊くらいは用意(重要!)。つまんない話だった場合、悔しいのでもちろん図書館で!また、主人公がイケてないと読む気が激減するので、挿絵があれば気に入った物を。

~読み方について~
ざざっと3分の1~半分くらいまで読んでみて、面白いともつまらんとも感じなかったら、潔くやめるその本は“自分との相性が悪かったのだ”と思って次に行く。そんな本は無理して読み終えても感想なんぞ出てくるわけがないのだ。
 しかし、おっとうっかり半分以上を読み進めてしまった本があれば、一気に読んでしまう。ジャイアンやスネ夫が「野球やろうぜ!」とかって誘いに来ても行ってはいけない。トイレ休憩以外は禁止。昼寝ももちろんダメ。

②ねかせる(熟成)
 読見終わったら、さっさと終わらせたいからって、すぐに原稿用紙に向かってはいけない。でないと読書感想文の最大の失敗である、“あらすじ”を書いてしまうことになる。まずは1冊読み切った自分をたたえよう。疲れた頭には糖分補給。ガリガリ君食べたり、カルピスでも飲む。こわばる身体にはストレッチだ。何ならここで一晩おいてもよし。

③考える
 いきなり本番にのぞむのではなく、考える。何をって物語のテーマを考えるのだ。・・・とか何とか、むずかしいことはない、クライマックスに大事なことが書かれている。ついこないだ読んだばかりなので、『サマーウォーズ』を例にあげると、一番の盛り上がりはラブマシーンvs一家族のバトルシーン。世界の危機を前に、すれ違っていた家族すらもが一致団結して戦う場面ですな。つまりこのお話は“家族“がテーマのようだ・・・となるわけさ。そして、ここが感想文のメインとなるところ。

④書く(下書き、手書き推奨)
 ここは死ぬ気でやる。もう、泣きながらやっちゃう。
下書きかよー、うぇーとか思うかもしれないが、原稿用紙は清書用。どうせいきなりは書けないので、とりあえずノートか何かに書きなぐる。なぜかといえば、まず消しゴムを使わないため。消す作業は面倒くさい。それに書いたり消したりしてる内、紙はヨレたり黒ずんだりするのでテンションが下がる。そして、何より原稿用紙にじかに書いてると、進み具合がはっきりわかってしまうため、埋めたマスよりも白いマスのほうが気になってたまらなくなる。じかに書かないほうが結局のところ効率がいいはず。

~書き方について~
万能語「面白い」、「すごい」はなるべく使わない。
 その場面の「面白い」って、自分にとってどんなイメージなんだろうと考えてみる。飛び跳ねたくなるような?思わず吹き出しそうな?ほほえましい?
 「僕は~面白いと思いました」と書くより、「僕は~飛び跳ねたくなるくらい、嬉しい気持ちになりました」とか書いたほうが、イイ感じ。

“なぜ”そう思ったか、“なぜ”そんな風に感じたのか理由を書く。
 テキトーに例をあげてみよう。「のび太がドラえもんに頼らず、ジャイアンと対決する場面」について書こうと思った場合。「のび太がジャイアンと決闘をしたところがスゴイと思いました」とか、書くのでは何がスゴイんだかさっぱりだ。なので、自分が“そう思った理由”をくどくど書く。文字数もかせげる。
 なので、次のように書いてみるのだ。「ドラえもんの秘密道具なしにジャイアンに挑むなんて自殺行為だ。でも、のび太君は必死に闘った。彼はケンカが弱いからやっぱり負けちゃったけど、やるべき時にはやれる奴なんだ!と思った」とかさ。

ひとつの文章の中では、同じ単語を繰り返し使わない・・・もし、2回以上出てきたら、どれかを“同じ意味の別な言葉”に置き換えてみる。「冒険」「旅」、「願い」「望み」、「危機」「ピンチ」とか・・・

「(もし、)僕ならば~」・・・主人公と自分の違い、あるいは共通点を書いてみる。

ラスト1行に気を抜いてはイカン
 基本パターンは主に以下のふたつであろう。どっちかでもいいし、両方でも。
①その作品を読んで感じたこととか、自分の気持ちに変化があれば、どのように変化したかなんぞを書く。
 やっぱりその物語のテーマに関わりを持たせると、書きやすいんじゃないかな。たとえば“家族”がテーマなら、「家族っていいな」とか、「田舎に住んでいるおばあちゃんに会いたくなりました」とか、「いつもは憎たらしい妹だけど、ちょっと仲良くしてやってもいいかな、って気持ちになりました」とかとかとか。

②物語の全体的な感想を書く。
 上で挙げたのと同様、ここでも安易に「~面白かった」とか「~感動しました」という書き方はなるべくしない方がいい。

⑤書く(清書)
ほんとうは全文を推敲(練り直し)するべきなのだが、タイムリミットは近い。なので書く。ここで大事なのは、ただ、ひたすら下書きを書き写す!!んではなく、ひらがなで書いてあって漢字にした方がいいかな、ってとこは直すってことだ。先生によってはチェックが入るから。

おめでとう!完成だっ(>_<)!

・・・全国の“のび太君”達の健闘を祈る!!!
しかし、ここを読むヒマがあったら、書いた方がいいかもねっっ^^;!

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宿題
おはようございます。
ぼくは、読書感想文がすごく苦手でした。
というか、大学生まで読書なんてまともにしたことがありませんでした。そのために、高校の読書感想文は、地獄でした。
結局、書店で一番薄っぺらかったフランツ・カフカの『変身』という、とんでもない代物を選択してしまい、読んで数ページで何がなんだか訳がわからなくなってしまいました。とりあえず、あらすじを書いて、国語の時間に提出すると(提出期限過ぎてから)、その場で読まれて「ダメだこりゃ、ただのあらすじじゃねえか」と返されました。
もう少し早く、このブログに出会っていたらよかったと思います。生意気にも小説とか書くくせに、未だに読書感想文恐怖症です。参考にさせて頂きます。
旅人 URL 2009/08/22(Sat)12:50:21 編集
Re:宿題
こんばんは^^

>ぼくは、読書感想文がすごく苦手でした。

私もです!!
大体、学校でそういう指導が一切ないにも関わらず、課題にするってなんなの?!って本気で思いますね。見本を見せてほしいです。先生に。

>結局、書店で一番薄っぺらかったフランツ・カフカの『変身』という、とんでもない代物を選択してしまい、読んで数ページで何がなんだか訳がわからなくなってしまいました。

蟲になってくって話でしたよね・・・^^;。
主人公目線でも、第三者的目線でも「てらてら感が気持ち悪い」としか書けないです。怖い話ですよね・・・。
私の読書感想文の(嫌な)思い出に残ってるのは『砂の女』と『沈黙』です^^;。私も薄いという理由で選びましたが・・・・orz。

>生意気にも小説とか書くくせに、未だに読書感想文恐怖症です。参考にさせて頂きます。

小説を書くことと感想文を書くのはまるでちがいますよ^^
旅人さんの新作、楽しみにしてます^^


・・・この地味ブログ、夏のこの時期“だけ”お客さんが増えるんですよ(笑)。
少しはお役に立てたらいいのですが^m^
【2009/08/23 02:19】
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