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・・・お、早速メールが来ましたよ。予約してた本が届いたのかなっ^^
・・・と思ったら、「返却期限が迫っております」
なーんだ。。。
さて、期日をオーバーする前に、返却に行こうかとタイトルをチェックしていたら、イカン!読んでない本が・・・。借りたばかりのアレとかコレとか、漫画とか読んでる場合じゃなかった。
『恋文の技術』(著:森見登美彦)。この本は予約がたんまり入ってる本なので、読まずに返してはもったいない、読もう(後の方、すんません<(_ _)>)。
と、言うわけで・・・今日はこれ。
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これはいわゆる指南書ではありません。
京都の大学生、守田一郎氏。教授より「君は甘すぎる!」と、京都から遥か遠く、能登の研究室に飛ばされてしまう。さて、ヘンピで寂しい彼の地にて、守田氏はクラゲの研究をしつつ、“いかなる女性をも手紙一本で篭絡できる技術”を見につけ、また磨かんと、京都の仲間や妹、かつて家庭教師をしていた間宮少年やらといった人々に手紙を書いて書いて書きまくる、といった内容であります。
基本的に守田氏の往信のみで構成されていて、相手からの返信は一切書かれてないんですが、きっとこんな返事をもらったんだろうな、というのが見えてくるから不思議です^^。
どこかで聞いたようなエピソードだなぁ、と思ったら・・・・同著作者の『夜は短し歩けよ乙女』に出てくる登場人物が文通相手として出てきてます^^。・・・森見さんの書くお話は、そういった“遊び”が挿入されていて面白いッスね。発見すると何だか嬉しくなってしまう。
全体的にいつも通りに相当面白かったんですが、延々と“お便り”を読むのは結構、キビシかったです(本自体、結構ボリュームがあります)。
もっとゆっくり読みたかったです・・・って、自分のせいなんだが^^;。
手紙と言えば・・・・・・・・・・・・・・
長くなったので、ここらで折りたたみます。
まったく手紙を書こうと思うと電報みたいにやたら素っ気なかったり、「お元気ですか?」から一歩も進めないと言うのにぃ^^;。
暇で暇でたまらん!!という方だけ、「つづきはこちらから」より(暇つぶしに)どうぞ。
別に役に立つこと、書いてません。
手紙と言えば、友だちのIちゃん。
“小学校からのオツキアイ”なので幼馴染といってもよかろう。この彼女、恋多き女であり、そして凄まじい・・・手紙魔でありました。
彼女と親しくなったのは中学の頃で、6人グループのひとり。でも、個人的にはさほど仲良くしていたつもりはなく。・・・というのは、常に6人でぞろぞろ行動していたわけではなく、普段は2人か3人行動であり、Iさんと一緒になったことはなかったから。
高校は全員バラけ、卒業後は6人の内4人は地元で、私と彼女はそれぞれ別の土地で進学。以後もリーダー格のAさんを中心にして繋がってはいたけれど、Iちゃんから私個人宛で手紙が届くのは何か不思議な感じでした。
しかも内容といったら恋の悩みが80%以上を占め、後はルームメイトと喧嘩しただの、風邪ひいたとかいう日々の事が数行・・・(←彼女は寮に住んでいた)。
当時、私は文具店でバイトしていため、女子向きのカワユイ便箋調達には困らなかったけれど、“恋愛問題”というのは、女子高あがりの私には手にあまりまくりちゅーか、無理無理!ちゅーか、まるでわからん相談事だったわけです^^;。
それでも、さすがに「さぁ?」とは書けないじゃないスか。
で、軽すぎやしないかとか、押し付けがましくないだろうかとかとかとか・・・何日も何日も必死に考えた返信をポストに投函すると・・・次の手紙が届いてるしっ∑( ̄ロ ̄|||)!! しかも、前回の悩みはあっさり解決してたりするから、まったく腹立たしいったらありしねぇ。
携帯なんて便利ツールはなかったので(雑誌の読者コーナーには、必ず“ペンパル募集!”がありました)、ほかのメンバーとも電話や手紙でやり取りはそれなりにしてましたが(年賀状を出す程度に^^;)、I彼女とは2年間そんな感じでした^^;。
・・・いい“文通武者修行”をさせてもらったよorz。
つまり何が言いたいかっていうとですね・・・(前フリ長過ぎだろ!と自分ツッコミ^^;)
・・・肉筆の手紙には、受け取った相手に「必ずお返事を書かねばなるまいっ!」と、思わせる迫力がある・・・ような気がするんだなぁ(書き手自身は、気持ちを“文章にすること”で満足しちゃってる感じもするが)。
ですからお若き方々。
メールの時代だからこそ、恋文はお手紙でどうぞ^^。
・・・ゆめゆめうたがうことなかれ。