おとなの(?)読書感想文。
絵本から児童書、時代モノ、how to本、ミステリーetc...。あなたの道標になったら幸いです。
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ダークな『ブレイブ・ストーリー』・・・かな。
『ブレイブ』が主人公が男の子であったのに対し、こちらは小5の女の子・友里子が主人公。
クラスメートを殺傷し、忽然と行方をくらましてしまった兄を探す旅の物語です。
感想。
主人公を小学生にしてしまったのが何より残念。小学生の子どもを持つ親としては、小5の女子ってあんなじゃないよなぁと。行動・発言ともに大人びていすぎるといいますか・・・。純粋な子どもだけが物語が生まれ、そして還っていく<無名の地>を訪れ、旅ができるという設定ゆえに小学生設定にしたのでしょうが。せめて中学生くらいにしといたら、説得力があったのではなかろうかと思いました。
最初の方に「都合よく時間を戻すことは出来ない」といった書かれようだったので、厳しいラストシーンが待っているのだろうな、とは思いましたが、そこだけが妙にリアル。
さて、物語を紡ぐ者は咎人であり、また、語り継ぐもの、物語の世界を生きようとする者も咎人である、といった表現がされています。 宮部さんほどの作家になれば、影響力も多大なものだと思われ。宮部さんの心の中に葛藤的なモノがあるのかなぁなんて、深読みしすぎですかね・・・^^;。
時は常に右回りで、左回りは決してありえないわけで。
たとえ今日が辛くとも、自分は・・・我々は前に進むしかないんだな。
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非公開
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猫使い(?)
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