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『花咲ける青少年』を皮切りに、樹なつみさんの著作を読みまくる。
『八雲立つ』→『OZ』→『獣王星』→『デーモン聖典』→『ヴァムピール』・・・
この上なーく幸せですが、部屋惨状。
「本を買う前に新しい本棚を買いなさい」と言う息子さん・・・ごもっともですぅm(__)m。
この部屋で、私が頭から血を流して倒れていたとしたら、死因はなだれ落ちてきた本のせいだろーよ^^;。
・・・とりあえずスリッパ揃えておこ。溜め込んだ本は全部、君にあげよう。図書館から借りてる本は返しといてくれよ・・・って、縁起でもないっ^^;。
カンタンに感想を。
お話はそのものは面白かったのですが。雑誌で読んでいたらイライラしただろうなぁと思う^^;。古代の因縁が現世に影響を与えているというわけで、少しお話が進むと古代のお話が挿入されるんで、本編がなかなか進展しない。・・・どうせなら古代編を先に終わらせて、その後で現代編を一気に読ませてもらった方がわかりやすかったんではないかと。
ラストはハッピーエンドの部類だと思われますが・・・冷静に考えると“困った”結末かも。
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「あなたは臆病なライオンよ!」ってな台詞があった。
ドロシーは生体工学の天才少女フィリシア、ライオンは傭兵ムトー。脳のないカカシは傭兵ネイト、ハートの無いブリキの木こり&善い魔女のグリンダはアンドロイドの19(ナインティーン)ってとこッスか。文句なし。
獣王星―完全版 (1) (HANA TO YUME COMICS SPECIAL) 樹 なつみ 白泉社 2006-03-04 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools |
急展開ゆえなのか、世間様の評価は辛いようですが・・・私は好きですね^^、このお話。
作中に引用されている“パンドラの箱”。この神話、あらゆる災いがあふれ出した後、最後に残ったものは“希望”だったというお話が有名ですが、“希望”じゃなくて“絶望”だったとかね・・・諸説あるようなのです。
希望があるからこそ絶望があるのだし、絶望を味えばこそ希望を持って前に進めるんだろうさ。
希望、未来、たくましさを感じさせるラスト、素敵だと思いました。
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未知との遭遇、霊的存在=インテリジェンス(と、作中では称していた)、あるいはデーモンとの遭遇は人類にとって脅威。でも、何十万人、何百万人にかひとり現れる“鎖”という存在だけは別。意のままにデーモンを従わせられるのだそうな。
乙女な漫画。重い話を続けて読んだせいか、軽く読めてしまいました(・・・といいつつ、泣き所が2箇所。動物と子どものエピソードはいけませんや)。
一応、ハッピーエンド・・・ですが。その後を思うと・・・なぁぁ(T_T)。
・・・恐ろしいことに!読みたいには終わりがない。
『ヴァンピール』3巻を読み終わったところで、「ダンピールといえば、やっぱ『吸血鬼ハンターD』(著:菊池秀行)じゃね」などという気持ちがむくむくと。『D-昏い夜想曲』あたりで飽きちゃってそれきりでしたが。一体、結末はどうなったのであろうかと、調べてみたら・・・びっくり。まだ続いてたんですね^^;。
じ、じゃあ、『魔界都市ブルース』は・・・これも終わってない。これは相当数読んだと思ってたのですが、知らぬ間に続々と発行され続け・・・50冊超えとりました。(半分も読んでませんです)
さらに同時期に読んでいた『アルスラーン戦記』と『創竜伝』(ともに著:田中芳樹)も調べてみたところ、こちらも結末がどーのでなく、まだまだ続く模様でありました。
ところで、栗本董さんの訃報は記憶に新しいところですが、『グインサーガ』、未完に終わってしまいましたね。姉やオトーサンは読み込んでたようですが、私は文章の感じがどーも馴染めず(グインのマッチョっぷりにも^^;)、ちゃんと読んだことありませんで。アニメ化されて、ちょっと読んでみようかな・・・なんて思ってた矢先でした。終わらないとわかっている以上、これからも手は出せそうにありませんが。
未完成の絶筆は、作者さんご自身が不本意だったでしょうし、残念に思われているファンもたくさんいることでしょう。
・・・菊池さん、田中さんの作品、最後は決まってるんでしょうか。もしかして、終わらせる気、ないんじゃぁ・・・ボソ。読み直そうと思うので、ぜひともうやむやにしないで、きっちり「降幕」を見せていただきたいもの。
どんなに素晴らしい物語にも、いや素晴らしい物語にこそ、潔い幕引きは必要だと思うのです。
ああ、『ヴァムピール』を入れるのを忘れちゃった^^;。
また、今度。