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おとなの(?)読書感想文。 絵本から児童書、時代モノ、how to本、ミステリーetc...。あなたの道標になったら幸いです。
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「梅雨入りしたんだってね?」と、知人に言ったらば、「何を今更」と失笑された。
1週間以上前に梅雨入り宣言がされていたとは・・・そりゃ知らなかったorz.。
でも、曇りは多かったような気はするけど、実際に雨が降った日はなかったような・・・? 
快晴だと“何かをしなくてはっ”みたいな気分になるので、晴れが続くと逆に憂鬱になるヘソ曲がりな私。雨って、気乗りしないことを先延ばしにする口実になるんだよなー^^;。
・・・雨よ、降れ。


“十代のための新名作”シリーズ。
きみが見つける物語 十代のための新名作 休日編 (角川文庫 あ 100-103) きみが見つける物語 十代のための新名作 休日編 (角川文庫 あ 100-103)
角川文庫編集部

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『休日編』のほかにも『恋愛編』や『友情編』、『スクール編』、『放課後編』などがあり、それぞれ色んな作家さんの短編が収録されています。
『休日編』は、角田光代さん、恒川光太郎さん、万城目学さん、米澤穂信さん。
万城目さんと米澤さんの名前に惹かれて借りてみました^^;。
どれも書下ろしではなく既刊の書籍からの抜き出しで、お二方の作品は既読だったものの、読んだことのない作家さんをお試しするにはいい機会。(もちろんタイトル通り、リアル10代の方々の・・・例えば朝読書としてもいいんじゃないッスかね)
私は恒川光太郎さんの作品を今回初めて読んだのですが、“11月7日の水曜日”という特定の1日だけを繰り返す人達のお話、『秋の牢獄』はとても面白く、他の本も読んでみたくなりました^^。

『秋の牢獄』の内容ちらっと。
主人公は女子大生の藍(あい)。
同じことを話す友達、同じ教授の講義・・・ふと、同じ日が何度も繰り返されていることに気がつく。ただし自由度は高く、やりたい放題できるのだけど、“どんなことをしても”24時間経つと起こしたアクションは全てリセットされ、朝、自分の部屋で目が覚めるところへ戻ってしまう。
・・・そうしたリプレイヤーは、実は藍の他にも複数いて、同じ境遇の者同士、親しく交流するようになる。
さて、この11月7日には“北風伯爵”な存在がおり、恐れられている(見た目はてるてる坊主というか・・・シーツをかぶった様な感じの異形)。なぜならこ奴に接触されたリプレイヤーは、繰り返しの日から消えてしまうから。
どこに・・・? 11月8日に・・・?
ひとり、またひとりと仲間達が消えていく。。。

↓以下、感想。大いにネタバレしてるので、反転^^;。
彼らが無事に11月8日を迎えられたのかどうかについて、明らかにされてませんで、読者の想像におまかせになってます。私の希望としては・・・主人公の女子、藍ちゃんとちょっといい雰囲気になってた青年、ぜひとも「11月8日」に再会してほしいんですがね^^;。
でも、世界こそがレコードの針飛びみたいにリプレイしていると考えた場合、どうなんでしょう。それに気がついて、しかも好き勝手に動き回る人達って、秩序を乱す異分子なのでは。
・・・ああ、暗い気持ちになりました(T_T)。余計なこと考えなきゃよかった・・。


左近の桜 左近の桜
長野 まゆみ

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 ひっそりとたたずむ日本家屋。実は男同士が逢引をするための隠れ宿でありました。そこの長男である桜蔵(さくら)は、幽霊やら精霊(?)だったり、妖のモノ達を知らず惹きつけてしまう体質。ふと、気がつけば、現でないどこかに誘導されている。。。不思議な味わいの短編です。『咲くや、この花 左近の桜』という続編もあり。

 長野さんのお話は『白昼堂々』の辺りから?同性間の恋愛を匂わせる路線が続いていて・・・あからさまではないものの、実際それらしき描写があったりもするので、世間サマの評価は賛否両論のようです。この作品も同様(・・・が、今時は小学生の女子が読むような漫画とか雑誌のほうが、よほど過激な気がする^^;)。
 私はそもそも倉橋由美子さんが好きでして。“倉橋作品のような雰囲気”、この世でもなしあの世でもなし的な世界感を書ける作家さんを求めて、長野さんを読むようになったので気になりませんがね。『あめふらし』なぞ、この梅雨時には読み返したくなったりもします。
 現実に疲れている時に読みたくなるのかも。
 

親指さがし 親指さがし
山田 悠介

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タイトルからしてホラー。
『ニホンブンレツ』の予約待ち中につき、読んでみました。最近、暑いですしねっ!・・・て、通年怖い話読んでますが。
“親指探し”というゲーム(結果的に交霊術もどきになってしまうわけだが)自体は非常に怖いです。
参加者はいわゆる幽体離脱をしてバラバラ殺人事件のあった別荘の中を捜索する。探すモノは被害者の“親指。
「捜索中、背中を誰かにポンポンと叩かれるけれど、絶対に振り向いてはいけない」というルールがあるんだが、この状況は想像するに超怖い。「えっ?」とかって、うっかり振り向いてしまいそうだもん。
お話の内容としては、うーーーーん^^;。怖いんだけど、あっ気ないかなぁ。。。ラストシーンもまさにホラー映画調で、ええっ?!というか・・・^^;。
『あそこの席』も借りてきたので、こっちに期待しよ。

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きのうギイが、小
きのうギイが、小学生は気乗りするはずだった。
だけど、ギイが世界感希望するつもりだった。
でも、梅雨入りされた。
でも、ギイは、介しないです。
BlogPetのギイ URL 2009/06/18(Thu)16:50:53 編集
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