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おとなの(?)読書感想文。 絵本から児童書、時代モノ、how to本、ミステリーetc...。あなたの道標になったら幸いです。
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学校公開デーにつき、全校あげて読み聞かせ。
私は3年生担当。
『おおきなたまご』と『ちょっとまって、きつねさん!』を。

暑い・・・。
今日日の小学校たるもの、全教室エアコン、液晶テレビ完備だったりするのだが・・・さすがに朝っぱらから冷房はきいておりませなんだ。頂き物の扇子(←場所を取らない優れ物っ)でぱたぱたーしてたら、子どもらが「扇いで~」と集まってきました^^;。

おおきなたまご おおきなたまご
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 ある朝、ジョージはママが可愛がってるメンドリが温めている卵を見てびっくり。それはとんでもなく巨大なものでした。自分の部屋に持ち帰って大事に大事に温めていたらば。孵ったのは・・・なんとまードラゴンの赤ちゃん。
さて、ママになってあげることを決めたジョージ君、赤ちゃんドラゴンに「美しい飛び方」「火の吐き方」「お姫様のいじめ方」「騎士との戦い方」を教えてあげます。
さて、就寝前の読み聞かせの時間に読んであげたのは「ドラゴン」の物語でした。。。
・・・どちらかと言うと、男の子にウケました。特に「お姫様のいじめ方」のあたり。物語の中のドラゴンは、いつも悪役とは限らないんッスけどねー^^;。


ちょっとまって、きつねさん! ちょっとまって、きつねさん!
Kathrin Sch¨arer 関口 裕昭

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 夜更け、キツネとウサギが出会ったならば、「おやすみなさい」の挨拶を交わす場所がありました。・・・喰うものと喰われるものといった関係である彼らの、いわば中立地帯なのかもしれませんね。
さて、その場所で迷子のウサギの子どもとキツネが鉢合わせる。キツネは何とかウサギを喰ってやろうとたくらむのだけれど、なかなかどうして子ウサギさん、身体はチビだけど「お話を聞かせて」だの「子守唄を歌ってくれ」だのと、機転を利かせてピンチを切り抜けます。後半、パパうさ&ママうさ登場。キツネを懲らしめてやろうとするのだけれど、子うさぎのひと言がキツネを救います。
・・・何も知らないキツネは地団太を踏んだでしょうが^^;、誰も傷つかない優しいお話^^。
 2冊読んで3分弱時間が余ってしまったので、雑談でもと思いましたが、ことのほか早く職員会議が終わったらしく、先生が早々に教室に来られたので(空気的には読んでる間にいらっしゃってたらしい)これにて終了。


知人のパピーウォーカーさんの話。仮にAさん。
パピーウォーカーさんでいうのは、盲導犬候補生のワンコを家で一定期間預かって、育てるボランティアさんのことです(正直いうと、私も最近まで知らなかったのですが^^;)。ちょっと事情があって、調べ学習(?)してました(清水玲子さんの『WILD CATS』はオススメ。漫画)。
最近、そのAさんから「ウチの子が卒業しました」と、報告がありました。以降は実際のパートナーさんとの実地訓練になるとのこと。
にわか知識ですが、盲導犬になるためのハードルは、実はものすごく高いのです。「おめでとうございます」とは言ったものの・・・。
『愛情をたっぷりと注いであげられるご家庭』というのがパピーさんの条件。また、盲導犬として巣立ったワンコに対して、彼らのロックオン圏内に入ってはいけないのです。つまり、会ってはいけない、触ってはいけない。
私は実家で犬を飼ってたこともあり、
「寂しくなっちゃいますね・・・」などとデリカシーの欠片もねぇ!!発言をぽろりしてしまったのですがorz・・・
Aさん曰く、
「一番可愛い時を一緒に過ごせることは幸せなこと、私の育てた子が目の見えない人達の光になる。希望の別れだと思っているよ」と。


寂しくないわけはない。


目に障害を持つ方々の側にひかえる、賢く優しいワンコ達の主成分は・・・
パピーウォーカーさんとそのご家族の愛情なんだろうな。

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