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おとなの(?)読書感想文。 絵本から児童書、時代モノ、how to本、ミステリーetc...。あなたの道標になったら幸いです。
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4年生の読み聞かせ。
この季節はやっぱ、クリスマス本を読みたいのですが、借りてきてあった本はちょっと幼い感じがして・・・といって手持ちは、読み聞かせを続けてきた4年間に既に読みつくし。・・・別に何度同じ本を読んでもいいのだけれど、クリスマス本は印象に残るらしく、「ソレ、読んだことあるよ」とか指摘されちゃうので、閉館間際に駆け込みで図書館へ。
中学年くらいだと、「サンタの正体」を見抜いている子^^;、何となく疑いつつでも信じる、信じたい子と両方だと思うので、夢を壊さず、でも幼稚ぽくない本!じゃないとイカンのだ。

『てんしさまがおりてくる~それはクリスマスのよるのこと~』。
・・・苦し紛れに手に取った1冊でしたが、これが中々よかったのです。
筋は↓な感じ。
クリスマスの夜、神さまのお使いとして天使がおりてくる。まず天使はふくろうを清め、ふくろうはきつねを清め・・・きつねはくまを、といった具合に次々と生き物たちが清められていく。そしてあるおじいさんはサンタクロースになり・・・夢の中の子どもと贈り物が清められる。
贈り物を清めるのはサンタ、清められた贈り物を子どもの枕元に置くのはそれぞれのお父さん、といった具合に上手にふたりが登場しております。
また、“清める”という言葉(普段、使うことはまずなかろう)、声に出してみると意外にいい響きなんですよ。

てんしさまがおりてくる―それはクリスマスのよるのこと てんしさまがおりてくる―それはクリスマスのよるのこと
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時間が余りに余っちゃったので(上の話はやけに短いのです)・・・
クリスマスにはまるで関係ない!のだけど、いつでも子どもに大人気!!の長新太さんの『あるけあるけ』と、川端誠さんの『お化けの冬ごもり』を読みました。実はそれでも時間が余って、おとーさん、おかーさんの言うことを聞かない悪ぅい子どもに、石炭やら鹿の角やらを配って歩くという“ヘルサンタ(?)”の話を少しだけ。ぐふふ。

お化けの冬ごもり お化けの冬ごもり
川端 誠

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川端誠さんと言うと“落語絵本”って感じですが、これは普通に(?)絵本。一つ目小僧、大入道、ろくろ首といった屋敷組お化けと、雪女、雪童などといった雪組お化けたちの楽しい雪遊びのお話。ラストページ、見開き真っ白で台詞だけなので、初めて読んだときは印刷ミスかと^^;。ホントは大雪に埋もれちゃってる状況の表現なのです。
東京では雪合戦がやっとかなあ。

あるけあるけ あるけあるけ
長 新太

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ポンコちゃんが電車に乗りますと・・・その電車は足が生えててポンコポンコポンコ・・・と、歩き出します。「歩くの楽しいね」「歩きたい気分なの」と、魚や橋、山にまで足が生えて、みんなで一列になって歩いて行っちゃうのです(足が生える辺りで、既に子どもらには大いにウケる)
歩くだけ歩いて「じゃあ、きょうは帰ろう」と言って解散するんだけど・・・ねえ、ポンコちゃんってさー、ホントはどこに行くつもりだったんだろう?って・・・そんなこと気にしてるのはオバちゃんだけですね、すんません^^;。
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ギイは、出版した
ギイは、出版したかったみたい。
それでもここに山とかお話しなかった。
BlogPetのギイ URL 2006/12/14(Thu)15:12:53 編集
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