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おとなの(?)読書感想文。 絵本から児童書、時代モノ、how to本、ミステリーetc...。あなたの道標になったら幸いです。
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常野物語シリーズ第1弾『光の帝国』。
特殊な力を持つが故に、群れることなく生きる“常野”と呼ばれる人々のお話。
シリーズの他の2冊とは違って、これは10のお話からなる短編集です。

光の帝国―常野物語 光の帝国―常野物語
恩田 陸

集英社 2000-09
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優しい気持ちになれるお話、切なく辛い気分になっちゃうお話、不思議な気分になる話、ぞっとするようなお話・・・様々な感情の入り乱れる本なんですが、最終的に残った気持ちは“切なさ”でした。私的には。
戦時下の常野の子どもらが登場する、表題作の『光の帝国』の印象がすごく強いのかも・・・
(後のお話の中で報われる、と言っちゃ報われるのですが)
ウルトラマンでもスーパーマンでも、とにかく他と違った能力を持ってる人って、正体を隠すでしょう。
“ヒーローは孤独”っていうのは多分、絶対的なお約束なんだけど、常野の人々はヒーローじゃない。特殊な力は持ってるけど戦いには向かない人々なんです。修復するとか保存するとか・・・発火能力を持つ、例外的な少年がおりましたが、もっぱら癒し系の能力所有で、ほとんど於いて受身・防戦一方なんですよ。
それ故、切ない。

シリーズ3作目→2作目→1作目と読んでしまった私ですが、どれから読んでも、また今回の『光の帝国』の10編のお話ですら、多分どの順番で読んでも恐らく支障はないと思われます。どれも単独で成り立つお話であり、しかし複数のお話の中で登場人物や場所が被っていたり、全体として見るとひとつの大きな流れになってる感じです。


・・・図書館に予約していた乙一さん著作、『銃とチョコレート』、やっと順番がまわってきました。
これは待ちがかなり長かった・・・

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こんばんは。
初めて書き込みさせて頂きます、bambiです。
hanananさんは頻繁に図書館へ足を運んでいらっしゃるようですね。羨ましい。ウチは近所に図書館がないんです。だから今まで数えるほどしか利用したことがない。
私も沢山本を読む人になりたいなぁ。もうすぐ冬休みですし、ゆっくり読書したいです。ここで紹介されたものも参考にさせて下さいね。
bambi URL 2006/12/15(Fri)21:45:57 編集
ようこそ^^
bambiさん、こんばんは^^
お越し頂いて、とっても嬉しいです♪

図書館は我が家から“コーヒーの冷めぬ距離”にあるんですよ。だから返しに行くだけのつもりで…やっぱりまた何かしら手に持って出てきちゃう^^;。この機会を逃がしたらもう出会えないような気がして…。その繰り返しです(時に悪循環とも言います)。

私は冬休みは『BECK』か『のだめ』を“大人買い”して!読みたいと思ってます^^(←共にご承知の通り、漫画)。
面白い本見つけたら教えてくださいね^^。
hananan 2006/12/15(Fri)23:19:17 編集
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