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冬の本、クリスマスを扱った本はたくさんあれど、“高学年向き”なものと思うと中々選びがたく…。今日は図書館から借りてあった本ではなくて、我が家の本棚から『急行北極号』『てぶくろ買いに』の2冊と、ちょっと思うところあって幼い子向けの『まいごのペンギン』をセレクト。さらに …音読にはまるで向かない『サンタのおばさん』(←このブログのどこぞに前出)も捨てがたく、あらすじだけでも、と思い持参。
結局、いつも重たいマイ・バッグ^^; 。
まいごのペンギン |
サンタのおばさん 東野 圭吾 杉田 比呂美 文藝春秋 2001-11 売り上げランキング : 129124 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
今日は3、4時間目を使ってのマラソン大会であり、さぞ、子どもらも落ちつかぬことだろうと思っていましたが、さすが高学年ともなると平静。…が、何かイベント事が控えているときは何となく集中力にかける、長いものは好まれない気がします。いつものように希望をとると…予想通り『まいごのペンギン』に。 読むところも少なく短いお話です。男の子とペンギンのほのぼの友情ストーリー(ペンギンちゃんが実に可愛らしいのだ)。和やかムードで読むことが出来ました。
読みきかせの時間は15分間。当然、時間がかなり余るので、『サンタのおばさん』のあらすじを説明。また、所々をピックアップして読んでみました。 例えばサンタ会議に集まる様々な国々のサンタ達の特徴、「オーストラリアのサンタはアロハシャツにサーフボードでプレゼントを配る」とか、「アフリカのサンタはサンタカラーである赤い色はライオンを刺激するため、緑色の服を着ることが許可されている」等など。
「その本、面白そ~」という声、多数。
…サンタ達が議論する場面など、どこの国のサンタの台詞だか、耳で聞いてると多分わからなくなってしまうので、読み聞かせには向かないっつーか、無理!な本ですが、ヒジョーに惜しい(ウケちゃったし余計にそう思うのであった)。是非、自分で借りてきて読みたまえ、だなあ…。
さて、本日は上の3冊のほか、絵本、その他を何冊か。
急行「北極号」 クリス・ヴァン・オールズバーグ 村上 春樹 あすなろ書房 2003-11-10 売り上げランキング : 946 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
一昨年だったかな、映画が公開された『ポーラー・エクスプレス』の原作。クリスマスの不思議。幻想的な挿絵が素晴らしい。クリスマス・イブ、サンタを信じる子どもの元にやってくる、急行列車。列車は子ども達を乗せて北極点、サンタの国を目指します。その年のクリスマスに渡される一番目のプレゼントは、なんとサンタクロースから直々にに受け取ることが出来るのですが・・・。
この本を手に取る人は、きっといつまでも主人公の“僕”のようでありたいと思うはず^^。
聖なる夜に―A SMALL MIRACLE ピーター コリントン Peter Collington BL出版 2000-11 売り上げランキング : 92521 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
台詞は一切ありません。なので、これまた読みきかせには向きませんが^^;、『賢者の贈り物』同様、クリスマスの本当の意味と言いますか、クリスマスの精神ついて知ることのできる、清らかな絵本です。 |
ミトン ジャンナ・ジー ヴィッテンゾン Janna Z Vittenzon Leonid Shvartsman 河出書房新社 2003-09 売り上げランキング : 76596 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
アーニャは犬が大好き。お友達の家の犬が仔犬を産み、早速、連れて帰りますが、ママは飼うことを許してくれません・・・。そこで自分の赤い手袋を小さな仔犬に見立てて、遊んでいると・・・あら不思議!!
・・・見立て遊びをするアーニャがとてもいじらしいのです。子どもの頃、仔犬やら仔猫やらを拾って、「元の場所に返してきなさい!!」なんて、おかーさんに叱られた記憶のある人は、きっと、もっと、アーニャの気持ちがわかるんじゃないかなあ。ハッピー・エンドです。とってもキュートな絵本^^。
さむがりやのサンタ レイモンド・ブリッグズ すがはら ひろくに 福音館書店 1974-10 売り上げランキング : 2279 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
寒がりやの(ついでにちょっと怒りっぽいかも)サンタクロースのクリスマスの1日を描いたこの絵本、 長年愛されてきたこの絵本にはもはや説明不要かなあ、と思いつつ。
コマ割がされており漫画みたいな感覚の絵本ですが、それだけに情報が豊富で、それなのに細部まできっちりと描かれています。サンタさんにも食事をしたり、お風呂に入ったりといごく普通の日常があって、さらには従兄弟などからクリスマスプレゼントが届いたり・・・なんてのも面白いです。
この絵本のサンタクロースときたら、もうこの人しかいない!!っていうくらいよく出来たサンタクロース(なんのこっちゃ)。私も幼稚園時代から持ち歩いている大好きな本の1冊です^^。