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今週は色んなことがあり過ぎ。アレとかコレとかこんなこととか。苛立つ。腹立つ。
時間配分が巧くない上、気掛かりがひとつでもあると(しかし、傍から見たら下らないことだったりするのだろう、多分)他の事が手につかなかったりする。
そんな中、小学校は学校公開デーがあり(・・・今どきの、つまり“学校を選べる”時代の「参観日」はこう呼ぶのだ)、全校一斉に読み聞かせ実施。もうここまで大掛かりになると、「読み聞かせ大会」とか言っちゃってもいいかもしれない。当日、ご都合のつくメンバーさんフル動員。校長先生、副校長先生をはじめ、先生方にニワカメンバーとして絵本を読んで頂く。
・・・中学・高校の先生の名前は思い出せないのに、小学校の先生の名前はよく覚えている。鬼ごっこしたんだったかな。雨上がりのグラウンド、「これ、気持ちいいねぇ」と、泥を跳ね飛ばしながら素足で遊んでくれた校長先生のことは、ぴかぴかと輝く思い出。
「幼い者の世界には、本質的な意味を備えた事件が」(井上靖)
これは柳田邦男さんの著作『言葉の力、生きる力』の中、「心を耕してくれた名文句」の中のひとつに挙げられていた“名文句”。
10年後、20年後、オトウサン、オカアサンになった子どもらが「先生が読んでくれた本、面白かったなぁ」なんて思い出してくれたら最高、と思うんだが、どうだろう。
言葉の力、生きる力 柳田 邦男 新潮社 2005-06 売り上げランキング : 18168 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
ワタクシ、当日は5年生担当。『たまごにいちゃん』シリーズ、プラス今日はお気にいりの『だいじょうぶ だいじょうぶ』(作・絵:いとうひろし 出版社:講談社)を読む。
ここのところシツコク読んでる『たまごにいちゃん』『からすのたまごにいちゃん』は、一箇所、その2冊がリンクするシーンがあり、「あ、ここさっきと同じ・・・」なんて声が聞けたら大成功(低学年は気付かなかったが^^;)。・・・Aちゃんどーもアリガトねん^^。
だいじょうぶ だいじょうぶ いとう ひろし 講談社 1995-10 売り上げランキング : 649 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
「だいじょうぶ だいじょうぶ」。これはこの本に出てくる「おじいちゃん」が、孫である「ぼく」に幾度となく掛ける言葉、魔法の言葉なのだ。
「頑張れ!」と背中を叩かれるのも自分に自信があるときは悪くない。でも、心惑うときには「大丈夫だよ」と、言って欲しくなる。押し付けでない励ましと、安心感をくれる絵本。
・・・疲れてんのか?私^^;。
だいじょうぶ、だよ、私。
(なんて安上がりな自己修復)
某日、著名な先生の講演会に行く(たまたま)。お題は読むこと、について。
・・・フーン。
世の中の先生方は、子どもが本を読まないことを憂いていらっしゃる。カツジバナレ。けれども「今どきの子どもは」ちゅー台詞と一緒で、それは今に始まったことではなく。
漫画はイカンとか、つまらない課題図書で作文書けとか(課題図書は面白くないと相場が決まってる)、言っちゃうのがまずヨロシクナイんじゃないのかねぇ。
何でも読め。数をこなせ。
10冊読んで、その内1冊が面白かったらば大当たりだっちゅーの。
そんなもんじゃないのかヨ。
本日6年生の読み聞かせ。行事などで中止があったので、実は今学期お初。緊張しましたです。過去あきやまただしさんライブを体験した子どもらに「からすのたまごにいちゃん」は絶対ハズせなくて、「たまごにいちゃん」と共に持参。でも、時間が余っちゃうのだ。何かもう1冊!が決まらなくて・・・今日は少し早目に家を出ました(お陰で可燃ごみの収集忘れてましたぁ)。向かったのは学校の図書館。
何か借りよう。。。
段々に晴れてきましたが、今にも雨粒が落ちてきそうな曇天の今日は学校図書館、大盛況。グラウンドで遊べないもんねー。
誰か「なにしにきたの~」
私「本借りに来たの~」
誰か「ふーん。コレねぇ、おもしろいよー」
私「そうなんだぁー^^」
差し出された絵本は、お仲間のOさんが、前回あるクラスで読んだ本だった。ここにOさんがいたらよかったのになぁ。このこと、きっと教えてあげようと思う。
誰か「あのねぇ、きょうのあさねぇ・・・」
誰か「わたし、このほんかりるんだ~」
私「ほぅほぅ^^」
「ままー」
おっと、娘もいたか。
結局、落語絵本『ばけものつかい』を選んで(そんな季節だし^^。川端誠さんの落語絵本シリーズは結構ウケるのだ)、貸し出しの列の最後尾に並んだとき、すでに読み聞かせ開始の時刻間際。ヤバーイと思いつつ、私の後ろにつく子どもらに当然、順番を譲る。
結局、図書委員の貸し出し当番さんに「スマンがこういう事情だもんで」と、耳打ちして列を抜け、担当クラスまでダッシュ。
「キョウハ ヨミキカセデス」。
ロボットみたいな私。黒板のところにギクシャク本を並べてたら、
「あのぅ、これ・・・」
と、椅子が差し出された。図書係さんなのかなぁ。アリガトウ。
遅れたことをお詫びして、今日読む本を告げると、「おぉ~」と反応が返ってきた。あきやまただしさん作品って6年生には幼いかも、なのだけど、ライブの印象は彼らに強く残っているらしい。
「・・・るっせーな~、聞こえねーよ、静かにしろよ!!」
読んでたらば、誰かが誰かを注意する声。
私も姿勢が伸びちゃう。一生懸命読まなくっちゃ~。
さた、『たまごにいちゃん』、『からすのたまごにいちゃん』は前出なので、今日は『ばけものつかい』をご紹介。
落語絵本―ばけものつかい 川端 誠 クレヨンハウス 1994-11 売り上げランキング : 102225 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
と、ある大きなお店のご隠居さん。悠々自適に暮そうと思いまして、古い大きなお屋敷に奉公人をひとり連れて越してまいりました。しかし、なんでもこのお屋敷には“ばけもの”がでるのだそうで・・・。
ばけものを怖がって、奉公人がお暇をもらって逃げ出してしまったものだから、ご隠居さん大弱り。
さて、夜中になれば、お約束のばけものが。ところが、ご隠居さん、怖がるどころかアレしろコレしろと、おばけをこき使っちゃう。
・・・これ、オチがとても私好み^m^。ぜひ。
本日、図書館の装飾。
運動会~なイメージから、夏・梅雨のイメージで図書館を飾る。雨、カタツムリ、紫陽花・・・いいねェ。
今日は横道にそれて。映像作品について。
『ヴィタール』。
事故で記憶と恋人をなくした男の話。はじめは知らず、後に愛を注ぐが如く恋人を解剖する医学生の話。
浅野忠信さんは「Fried Dragon Fish」の“ナツロウ”という殺し屋役(?)以来、何となく作品をチェックしてしまう。感覚でみる(どういう漢字を充てるべきかわからない)作品が多いなあと思う。コレもそんな映画。
ヴィタール スタンダード・エディション 浅野忠信 塚本晋也 柄本奈美 ハピネット・ピクチャーズ 2005-06-24 売り上げランキング : 74296 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
ヒロイン役の方はバレエ畑の方らしく、何かっちゅーとすぐ踊りだすので(感情をダンスで表現するのだ)ツイテケナイ部分もあり、ここらがダメな人もおるでしょうが・・・身近な、愛する人を最近亡くした人は、ミテハイケナイのかも。人が亡くなって、それから・・・が、とてもリアルに描かれてるので。
いつか、
「万が一のことがあったらサ、どこでも欲しい人にくれてやって」
と、ダンナが言った。アイバンクとか、そんな感じのテレビを見てるときのことだったと思う。
「助からない病気になったらサ、延命治療はしないで」
と、私。
お互いに、お互いの要望には口ごもる。
そういうものか。
そういうものなんだな。
『ヴィタール』ってそんな映画です。
・・・とか、書いてたら、おわ!!!
浅野忠信さんの某携帯会社のCM見ちゃった(ノーコメント)。長髪よりはイケてる。。。ような気がするけどね。
TU●AYAで映画『マタンゴ』発見~っ! 「思い出の映画館」、だったかな? いや、「なつかしの映画館」だったか、そんな特設コーナー(?)が設けられていて、SFなコーナーにありました^^。TU●AYAさんありがとうっ(?!)!! 息子も観たいというので、しょーがねぇ・・・明日にするかぁ。
後、またしても『ドラえもん映画』をレンタル。
CD、TMR『1000000000000~billion~』も。シングル集。TMさんは何やら持ってるのだけど、見つからな~い。『HOT LIMIT』が聴きたくて^^;(某清涼飲料水のCMソングでした)。今日も暑かった~。
・・・ディスカス会員って、お得なんですかね?
誰かが言っていた。「本が好きな人は退屈しない」と。
確かに当たっている。退屈はしないなぁ。
私にとって“紙”は凄まじい敵で・・・そして心強き味方。
一文字でも間違えて反故になった印刷物は、敵。
どーでもいいお便りも敵。
価値あるものは人それそれでありましょう。
でも、私がイイと思ったものは、それが紙切れであっても、私にとっては宝物になるのです。
今週は・・・あ~読みました(≧∇≦)。
『歯車~石ノ森章太郎プレミアムコレクション~』、『書物の王国17 怪獣』、図書館の予約本『メルカトル』(著:長野まゆみ 出版社:大和書房)、古本屋から『魔性の子』(著:小野不由美 出版社:新潮文庫)、『あらしのよるに』(←漫画版 原作:きむらゆういち 出版社:講談社)
歯車―石ノ森章太郎プレミアムコレクション 石ノ森 章太郎 角川書店 2002-03 売り上げランキング : 482758 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
『歯車』。私的にR12指定(笑)。
コレ、漫画でして、息子に貸す約束をしてましたが・・・まだ早いかな。14作品収められてるのですが、その大半、性描写がありますんで。はっはっはっ。「スマン、返しちゃった」と誤魔化すことにしよう。。。エロ方面はオヤが教えることじゃないからサ。
ホラーという括りで発刊されておるため、オチが怖い作品盛り沢山。
「くだん」「鋏」、「牡丹灯篭」の未来版(?)「カラーンコローン」などが印象的。また、自らを食わせることによって子孫を増やし続ける、恐るべきキノコ(?!)「マタンゴ」。簡潔にまとめられた本作では、真の恐怖を理解できず。しかし、古今東西のあやしきモノについて書かれた『書物の王国17 怪獣』に収められた『マタンゴを喰ったな』(橋本治氏)にて、じわじわと・・・。アメーバの映画観たことありますか? そんな感じ。
メルカトル 長野 まゆみ 大和書房 2007-04 売り上げランキング : 25523 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
『メルカトル』。長野まゆみさんの新作(以降、かなりネタバレてるかも)。メルカトル図法、モルワイデ図法・・・習いましたね~! 本作、「地図」が重要な鍵となっております。
お耽美な話が多い方ですが・・・好きな作家さんです。デビュー作からずっとファン。淡々としてどこか冷めていて、妖しい・・・がウリ(?!)。これまでのラストは読み手のご想像にお任せ!的な、煙に巻かれる感じがしてたんですが、しかし今回は新境地?なんでしょうか、明確なハッピーエンド。明智小五郎が3枚くらい皮を被ってました(?!)。ココ最近、ちょっと荒れた私の心には、まぁよろしかったのですが、先が読めてしまって・・・・・・残念。
魔性の子 小野 不由美 新潮社 1991-09 売り上げランキング : 16013 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
『魔性の子』
お客が私だけしかいない古本屋で、なんとなく買ってしまった内の1冊。読み始めて、オヤと思う。蔵と塀の隙間から白い手が手招きする・・・。アリ?!何かどっかで見たような。。。なんだっけ???と思いつつ、読み進めて・・・半分以上も読んで、これは『十二国記』シリーズの1冊だと気付く。・・・白い手。アニメで見たのでした。シャンプー中の背後より、腕一本すら通らない隙間に“何かがいる”という設定に恐怖を感じて覚えてたようで。この本、単体でも楽しめました。原作とアニメはかなり違うようですな。
明治時代の帝都「東亰」の闇を描いた『東亰異聞』、座敷童の真実?『くらのかみ』(←ちなみにこれはYA。怖ーいです。一緒に『遠野物語』を読まれると怖さ倍増カモ)も面白いです。
漫画版 あらしのよるに 空十雲 きむら ゆういち 講談社 2005-12-16 売り上げランキング : 130850 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
『あらしのよるに』漫画版。これも古本屋で購入。絵本に小説に・・・漫画まであるとは! 子どもらへのお土産のつもりで、学校に行ってる娘の机の上に一旦は置いた、のですが・・・結局、自分が先に読んじゃう。中身は絵本とほぼ一緒。絵はハッキリ言って・・・あんまり好みではなかったのですが、「ふぶきのあした」以降、心優しきオオカミ ガブの「なんでオイラ、オオカミなんかに生まれてきちまったんだ・・・」の台詞にやっぱり目頭熱くなる。なんて悲しい言葉だろう。
ハッピーエンディング・バージョンでよかった。。。
購入したまま放置・積読・未読の『まんまこと』(著:畠中恵 出版社:文藝春秋)、図書館の予約本『カクレカラクリ』(著:森博嗣 出版社:廣済堂)、順番が回ってきたので読みますです。後、ジャンプも(笑)。
あー土曜っていいなぁ^^。
今日はこの春から新しくメンバーに加わってくれたAさんとペアを組む。いいお天気で子どもらほぼ教室にいなくて、開始時間まで雑談。ご希望により先攻Aさん、後攻私となる。
・・・その内、ぱらぱらと子どもらが戻ってきて、1年生のお世話係の6年生の子どもらもやってきて、「オレらも一緒に聞くのぉ~」なんて照れ笑い。Aさんの緊張MAX。もともと、家で子どもらにお話を読み聞かせているAさんだからして、緊張されてはおられたのでしょうが、危なげなし(未だにページすっ飛ばす私の方がヤバい)。
999ひきのきょうだいのおひっこし 木村 研 村上 康成 チャイルド本社 2006-06 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools |
ある暖かな日、小さな池で生まれた999匹のきょうだいたち。オタマジャクシですな^^。こんなにたくさんきょうだいがいては池はぎゅうぎゅうづめ。天敵の蛇に気を付けて! お引越しのスタートです・・・。
999匹だなんて、両手両足では数えられない数のオタマジャクシやカエルたちに、子どもら釘づけ。この時期に最適な絵本ですね^^。
Aさん、お疲れさまです^^。「マタ、ヤリタイナ・・・」と言ってくれて・・・私もなんだか、嬉しいのでした。えへ。初心を忘れずに私もやってこうと思います。
・・・DVD&CD、延滞してることに気づいて慌ててTU●AYAへ。
『マタンゴ』。こないだ行ったとき、ゴジラとかウルトラQなどの特撮ジャンルで探してみたんだけど、なかった。ホラー?!とも思ったのだけど、その後、予定があったので、確かめられなくて。
で、今日は心置きなく探す・・・でも、なかった。。。(ジョウホウ、モトム)
で、今日は浅野忠信『ヴィタール』、スガシカオ『PARADE』、後、子どもら希望につき『ドラビアンナイト』(ドラえもんの映画ッス)をレンタル。
マタンゴを求めて、図書館から『歯車~石ノ森章太郎プレミアムコレクション~』、『書物の王国17 怪物』を借り出して読み中。
ホラーアンソロジー『舌づけ』、ミステリーアンソロジー『緋迷宮』、そしてお口直しに『一日江戸人』を読む。
お鍋を火にかけてる時間。
昼ごはんを食べてる間。
塾の待ち時間。
寝る前。
・・・などなどが私の読書時間だったのだけど、娘が学校に行くようになって、ちょっと生活が様変わり。子どもらが出て行った後、最低限の家事をしたら、仕事があれば延々仕事をしているのだけど、何もなければ本が読めちゃうのだ~^^。やっほぅ。
『舌づけ』。
表題であるこれは1作目、菊池秀行さんの作品です。全編、「世にも奇妙な物語。ちょっとグロもあるよ!」って感じの本。背筋が凍る怖さではなく、胃が重くなる感じ。どれもこれも後味はハッキリ言ってよろしくないです(笑)。祥伝社だしなぁ・・・(?)。どれも短いお話なので、短時間で読めます。私的には「のっとり」が一番怖かった、です。
・・・「私」は姑がボケていると思っている。姑は「嫁」の頭がオカシくなってしまったのだと言う。最後まで、どっちが正しいのかわからない。最後まで。今もわからない。ココが、怖い。
画像なしでした。
1.「舌付け」・・・・・菊池秀行
2.「影の国」・・・・・小林泰三
3.「長い冬」・・・・・北川歩実
4.「のっとり」・・・山崎洋子
5.「青い骨」・・・・・山田正紀
6.「恋人」・・・・・・・加門七海
7.「弄月記」・・・・・赤江 漠
8.「口封じ」・・・・・乃南アサ
(敬称略)
『緋迷宮』。
これは宮部みゆきさんをはじめとする、女流作家さんのミステリーアンソロジー。どれもこれも・・・なんか粘着質で、上に挙げた『舌づけ』と後味の悪さはいい勝負。事件が解決しました!ってな爽快感ゼロ。ラストは犯罪者が嗤ったりもする。或る意味ホラー。あ、これも祥伝社でした。やっぱ、画像ナシ。
1.「おたすけぶち」・・・・・宮部みゆき
2.「カラフル」・・・・・永井するみ
3.「かもめ」・・・・・森 真沙子
4.「恋歌」・・・明野照葉
5.「彼女に流れる静かな時間」・・・・・新津きよみ
6.「ピジョン・ブラッド」・・・・・・・篠田節子
7.「葡萄酒の色」・・・・・服部まゆみ
8.「鉄輪」・・・・・海月ルイ
9.「船上の悪女」・・・・・若竹七海
10.「一人芝居」・・・・・小池真理子
(敬称略)
一日江戸人 杉浦 日向子 新潮社 2005-03 売り上げランキング : 4742 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
『一日江戸人』。江戸の雑学満載の本。知ってても知らなくてもいい知識なんでありますが、非常に楽しめる1冊。「旅籠の客引きテクニック」だの「銭湯の常識(←江戸時代の)」だの、ホント、どーでもいいことなのですが、イラスト付で解説されていて面白いです。また、酒の肴・豆腐の料理法など丁寧に解説されてまして・・・ちょっとソノ気。この本片手に江戸人して遊ぼう思います^^。
金曜日は5年の読みの日でしたが、運動会前につき、こちらから先生に中止の申し入れ。読むことは娯楽だと思うので。お楽しみは後にとっておきましょう。
さて、今夜は、金曜日に読むつもりだったあきやまただしさんの新刊、『からすのたまごにいちゃん』を早速、我が家の子どもらに読み聞かせ。ホントーは。子どもらのクラスの当番になるまで隠しておこうと思ってたのだけど。本日、息子&友達間でトラブル発生の模様。元気がなかったので「筋を教えない」と約束させて、読んじゃいました。
あきやまただしさんの絵本のイイところ。悪役がいない。
元祖『たまごにいちゃん』(←ニワトリ)では悪役?!だったカラスが今回の主人公。かつては、意地悪なカラスのにーちゃんにも、タマゴな時代がありました、ってなお話。だれにもベビー時代があるのは当然なんですけれども、意外な真実が語られて、子どもらかなり食いつきました。
『まめうし』同様に、シリーズはたくさん出てるのですが、『たまごにいちゃん』→『からすのたまごにいちゃん』という順番で読んでいただくとグーではなかろうかと。
am●zonさん、画像なかったので(←かなり不満)、たまごにいちゃんだけ、あげときます。『からすの…』方は赤い表紙、カラスのにーちゃんが緑色の殻かぶってます。
たまごにいちゃん あきやま ただし 鈴木出版 2001-09 売り上げランキング : 31396 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
“ホントはもう、おにいちゃん。だけど、たまごにいちゃんは殻からでたくありません。なぜって、お母さんは可愛がってくれるし、イタズラをしても叱られません。まだまだたまごの殻をくっつけた赤ちゃんでいたいのです・・・”
・・・で、本日はイイ感じで「親子お話会」が盛り上がった(?)ので、調子に乗って、『がまんだがまんだうんちっち』(著:梅田俊作 出版社:岩崎書店)、『ぶたのたね』(著:佐々木マキさん 出版社:絵本館)を読む。
息子&娘からあたたかい拍手を頂き、私はあしたも頑張ろうと思・・・息子を励ますつもりが励まされている私でありました^^;。頑張るよ。
オマエもガンバレヨ。
まとめ書き。
先週の金曜日、6年生読みはクリーン集会にて朝、急遽中止。
図書のお世話をしていただいてる先生にめちゃめちゃ謝られちゃって・・・・・・居心地悪いよぅ。
いいですから。また来ますから。
今週、水曜日は1年生読み。
子どもらが教室に揃うのを待っていたら・・・運動会の応援練習とのことで(もうじき、運動会です)、6年生の子どもらがやってきました。
そういうことなら、と帰り支度を始めると、「読み聞かせを優先しなさいって」と子どもら。「またこの次に読むからいいよ」と私。そのうち先生も登場し、押し問答(?)の末、結局、読むことになったのですが・・・・・・申し訳ない、っちゅーか、なんちゅーか^^;。
今日用意したのは「ブーアの森」。
森に遊びにきた“しょう君”が木の精から託された“ブルーアース=ブーア”。しかし街はヒリヒリする雨に、汚染された水など、ブーアが暮らすには過酷な環境過ぎました・・・。
ブーアの森 せがわ きり 忌野 清志郎 エフエム東京 2002-04 売り上げランキング : 274965 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
説教臭くない話と、エネルギッシュなイラストが魅力的な絵本です。
作者のキング・オブ・和ロックは環境に優しい人なのであります。
忌野清志郎さん、坂本龍一さんとコラボってた頃は、やーたーら胡散臭かったけど(ファンの方すみません)、歳を取られたらとても素敵に見えるのです。上手に歳を取った感じ。
最近、ここらでは立て続けに、まるで熱帯みたいな豪雨と・・・なんとこの季節に雹が降りまして。環境問題を可愛く、やさしく、クールに扱ったこの絵本を読むっきゃないっ!と思っており、異常気象のこととか話したかったのですが、すったもんだで、急ぎ足で読んだだけになっちゃいました^^;。
息子が学校の図書館で「宇宙怪人」(江戸川乱歩)を借りてきてまして、「面白かったよー」と、貸してくれたので(いいのか、又貸し!?)、読み中。明日には読み終わらないとマズイらしいので・・・頑張ろう。
井上ひさしさんの「百年戦争」(上)(下)、ダンナから借りて読み中。上巻をサワリだけ。
あきやまただしさんの「からすのたまごにいちゃん」、畠中恵さんの「まんまこと」、am●zonでウッカリ購入。明日には届くでしょう。
また、一昨日の話になってしまいました。
金曜日は新5年の読み聞かせに行ってまいりました。息子のクラス(←仕組みました)。1~4年生までは水曜日、5・6年は金曜日に読み聞かせ、ということになってます。
当日は台風か!?っちゅーくらいのひどい風でして、ちょっと飛ばされました…と、言うのは真っ赤なウソですが、自転車が前に進まなくて学校に行くの大変でした。この日は電車も遅れたそうです。
読みタイムは15分間しかないので、遅刻はイタイ。必死に校門までたどり着いたら、なんとまーそんな悪天候の中、遠足の学年が。どこに行くのかわからないけど、気の毒に^^;。
遠足の大行列に行く手を阻まれ、結局、3分ほど遅刻で「ゴメンよ~」と教室着。この学年は増減が微妙で毎年クラス替えをしてるんですが(最悪、毎年家庭訪問がある)、さすがに5年間のお付き合いなので、あまり緊張感もなく。こちらが何か言わなくても、机も動く。で、やっぱり今日も・・・『さかさまライオン』。また、運動会が近いので、運動会に向けての不安を詠った「ぼくは いまから」を(『おめでとうのいちねんせい』より)。
後、『ズッコケ中年三人組』を紹介だけ。どこへ持っていっても長新太さん、ハズレがないなぁ。。。
ところで同じく、長新太さんの作で『へんてこライオン』というシリーズがあるんですが、お正月にカルタを見つけました。その名も『へんてこかるた』(笑)。ここ何年か、我が家では冬休み前に「すごろく」やら「ボードゲーム」を何かしら仕入れてるのですが、娘はともかく息子にゃ「さすがに幼すぎか・・・」という気もして、迷って迷ってやめちゃった。私的には欲しいんだが。読み札も絵もヘンで、そこがイイ。検索したらヒットしたので挙げちゃう。
へんてこかるた 石津 ちひろ 長 新太 小学館 2004-12 売り上げランキング : 166135 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
ズッコケ中年三人組 那須 正幹 ポプラ社 2005-12 売り上げランキング : 108368 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
息子が学校をお休みしてたときに、図書館から借りてきてあげた本。面白がって読んでたけど、もしかして“ズッコケを読んで大人になった人”が読んだら、チョットさみしい気分になるかもしれない。・・・って、話が暗いわけじゃないんだけど。カツオ君、のび太君みたいに永久に子どもではいさせてもらえなかったって辺りがなんとなく。
子どもだった彼らも40歳、メタボやら生活習慣病を気にする年齢。いいオッサンになってます。毎年、1冊ペースで出版していく予定らしく、今のとこ「41歳」まで出ています。
読み5年目突入。
娘が1年生になったので、多分、もう5~6年は居座り続ける(・・・のだろうか)。
ウロチョロしていたら、先日読んだ1年生の子どもらに出くわし、「こないだきてたひとだー」「○○ちゃんのママー」などと、ふれんどりーに接していただく。中にひとり、「こないだは ほんをよんでくれて ありがとうございました」と丁寧なことばをかけてきた子がいて・・・・・・ビックリした。ビックリしすぎて、
「う、う、うん、また行くね」と、どもってしまった。
教育のプロたる先生方から「ありがとうございます」だの「お疲れ様です」なんて、お礼なぞ言われちゃった日にゃー、ただただ萎縮してしまう。けれども、子どもらから「またきてね」ビームを受けると素直に嬉しい。
うんうん、また行くよ。