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おとなの(?)読書感想文。 絵本から児童書、時代モノ、how to本、ミステリーetc...。あなたの道標になったら幸いです。
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ケン●ッキー・・・ではなくて、カレーライス。
2学期の読み聞かせスタート。ホントは出番ナシでしたが、ピンチヒッターで急遽学校へ。具合のいい事に娘のクラス^^。旅行記の続きを書きたかったのに(・・・って、誰にも期待はされてないと思うのだが)。

久しぶりに見た顔は、あらまー、日焼けしていて健康そう。それぞれに楽しい夏休みを過ごしたのでしょう。
私「オハヨー」
誰か「あー、○○○○のおかあさんだー」
と、お約束の台詞で始まりました。いつも思うのですが、何故に子どもらはフルネームでお互いを呼び合うのだろう・・・(※ヤマダタロウのお母さんだー)。

本日、用意した本は4冊。その内、多数決で『うるざえもん』、『ぼくんちカレーライス』、時間が余ったので『にゃーご』を読みました。

ぼくとじいちゃんのハンバーグ (フレーベル館のおはなしいっぱい) ぼくとじいちゃんのハンバーグ (フレーベル館のおはなしいっぱい)
吉村 健二

フレーベル館 2000-07
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敬老の日が近いので、おじいちゃん、おばあちゃんに関連した本を、と用意した『ぼくとじいちゃんのハンバーグ』は人気がなく・・・。使いませんでしたが、挙げておきましょう。
夏休み、田舎のおじいちゃんの家に行ったゆうすけ君。たまたまおばあちゃんが留守をして、おじいちゃんと二人で夕ご飯にハンバーグを作るお話。それをきっかけに、無愛想な感じがして、どこか近寄りがたかったおじいちゃんと一気に仲良くなれちゃうのです。
結構、面白いと思うんだけどなぁ。


うるざえもん うるざえもん
筒井 敬介 長 新太

ひさかたチャイルド 1981-12
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むむむ残念、画像ナシ。
「どうしようもないオオカミをよこしてください」と、だいちゃんが書いた手紙を受けて動物園から家にやってきたオオカミ、うるざえもん。しかし、このオオカミさん、とっても礼儀正しく、心優しいオオカミ。ママに「うるざえもんを見習いなさい」なんて言われて、だいちゃんは不満顔・・・
もしかして、以前ここで紹介してるかもしれません。私の幼年時代のお気に入りの内の1冊であります。どこが?と言われても今では答えられないんだけど^^;(名前かな?)。

ぼくんちカレーライス ぼくんちカレーライス
つちだ のぶこ

佼成出版社 2005-08
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カレーライスって、他所のお宅の台所から漏れてくる匂いを嗅いだだけで食べたくなっちゃったりしませんか? 八百屋さん、肉屋さん、漬物屋さん・・・「今日ぼくんちカレーライスなんだ」って言ったら、みんな何だかカレーライスが食べたくなっちゃって・・・コトコト、クツクツ煮える匂いをかいだら、街中の人がみんなカレーライスを食べたくなっちゃう。これはそんなお話。
昨日の学校の給食がカレーライスであったこと、知ったのは夕食時。ちなみにカレーライスです。「わー、うちもカレーライスだー」と喜んでくれのは娘だけ。息子には嫌ぁぁぁな顔されました^^;。だって私も食べたくなっちゃんだよぅ。食べたくなるなる、カレーライス。

大きな絵本 にゃーご (大きな絵本) 大きな絵本 にゃーご (大きな絵本)
宮西 達也

鈴木出版 2003-01
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これも以前、ここに挙げたかも。宮西達也さんの絵本です。
「猫は怖いもの、注意しなければいけませんよ」というネズミ先生の話を聞いていなかった落ち着きのない(息子とその仲間達のような)3匹の子ネズミ達。頭の中は美味しいモモを取りに行くことでいっぱいです。早速、目をギラつかせた猫に出くわしますが・・・。
このお話の中ではネズミはその純粋さゆえに命を救われるのだけれども、現実世界ではこうは行かないでありましょう。。。変質者・不審者は春に限らず、年中出没するご時世ですし。

只今、夏休み中に行われた臨海学校の写真展示&自由研究の展示期間中でありまして、ウロウロと校内を徘徊。低学年のものは全体に可愛らしい作品が多く、高学年にもなると「勉強になります!」的な作品・研究が。手芸や工作なんか自分でもやってみたくなるものもあり、なかなか楽しかったです^^。


 

Gボーイズ冬戦争―池袋ウエストゲートパーク7 Gボーイズ冬戦争―池袋ウエストゲートパーク7
石田 衣良

文藝春秋 2007-04
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図書館から予約してた『池袋ウエストゲートパーク ~Gボーイズ冬戦争~』が届きました。
まだ暑いのに冬戦争。。。
以下の短編が4作。しばらく京極夏彦さんで悶々してたせいなのか・・・読みやすかった、です。2時間くらいで読了。

・要町テレフォンマン
・詐欺師のヴィーナス
・バーン・ダウン・ザ・ハウス
・Gボーイズ冬戦争

IWGPシリーズは図書館の蔵書に新作が加わる都度、借りて読んでるため、前作までの詳細を思い出すことはできないのだけれども、
①主人公であるマコトがわけが解らない内にトラブルに巻き込まれ(あるいは依頼を受け)、
②タカシ率いるGボーイズ、サル及び極道の皆さん、時に池袋署の刑事さんらの手を借て事件解決に至る、という安心の(?)パターンはそのまま。
池袋の、人情味あふれる凄腕トラブルシューター“シリーズ”ですな。マンネリでも裏切らない。火曜サスペンス劇場のシリーズものっぽい・・・とまでは言いませんが。・・・彼らには未来永劫、ずっと若いまま(サザエさん一家みたいに?!)どこザラついて、池袋界隈をウロウロしていてほしいので文句ないんですが。しかし、今回はキング、タカシがやたらと丸く、ヒトらしい台詞が盛り沢山でした。彼らも作者の石田衣良さんと共に、わずかづつ歳をとってるのかな、と。

今回のトラブルは“オレオレ詐欺”、“絵画詐欺”、“少年犯罪”など。
・・・2話目“詐欺師のヴィーナス”の絵画にまつわる詐欺トラブルについては、「学生さんでもローン組めるのよー」って、原宿周辺ギャラリーで綺麗なオネーサンがフイてるのはもう、ふた昔近く前からなので、今更?!っていう気がしました。今は池袋が危ないのかな?
 
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ここ数日。
作家や本の状態からして、恐らく同一の人物であろうと思われるのですが、図書館のリサイクル棚に美本を置いていってくれる方がいらっしゃいます。帯もちゃんと巻かれたままの状態。ページの端々に黄変も見られず、大事に保管されていたのであろうことが察せられるのです。
中にとても気になっていた本がありまして、その本は言うまでもなく。他にも山のように持ち帰らせていただきました。とても、とてもありがたく。

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