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おとなの(?)読書感想文。 絵本から児童書、時代モノ、how to本、ミステリーetc...。あなたの道標になったら幸いです。
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読み聞かせもまとめ書き。
先日、学校公開デーにて全校・全クラス一斉読み聞かせ。今回も校長先生&副校長先生に読み手としてお出ましいただく。
当日は“聞き手”として校内を徘徊する予定でいた私でありますが、急遽、担当メンバーさんの体調不良にて、ピンチヒッターとして6年生を読むことになりました。6年生は前回、読み聞かせの予定日に悪しくも台風直撃のため中止になっており、心情的には問題ありませんでしたが、高学年に相応しいと思われる本の準備がなくヽ(  ̄д ̄;)ノ。 家の本棚とにらめっこして、『じごくのそうべえ』をチョイス。

じごくのそうべえ―桂米朝・上方落語・地獄八景より (童心社の絵本) じごくのそうべえ―桂米朝・上方落語・地獄八景より (童心社の絵本)
田島 征彦

童心社 1978-01
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・・・しくじりました。

『じごくのそうべえ』シリーズの最新作が学校図書館の新着本で入ったこと、以前、某先生が読み聞かせで採用されてたもんで選んだんですが・・・ムズーーーーーーイ。黙読するにはめちゃ面白いのですが(ちょっとオゲレツ)、声に出して読むと何だかな~~~(先生はお上手でした)。

失敗要素としては・・・
①登場人物が多い。その上、登場人物はほぼ男性であり、さらに閻魔大王、鬼などといった特殊なキャラが出てくること。・・・普通に読んだのでは、誰の台詞だかわからないと思う。
③うおぉ、関西弁。・・・御国ことばというものは聞く分には理解できても(外国語か?!ちゅーくらいのもありますが)、真似するのは容易じゃないです。一文の中にも微妙なイントネーションがぁ。
男性、特に関西ご出身の方に読んでいただいたら面白いんじゃないかなぁ。

6年生ってさ。シラけちゃってる子もいるのだけど(←そういうお年頃)、こちらへの気遣いもあるんでしょう、「お読みください」的な雰囲気が感じられる。
そんな訳でホント、申し訳なく。。。。

オトーサンは娘のクラスで読み聞かせ。


『ともだちや』、『まめうし』の2冊。私は6年生のクラスで冷や汗を流してましたが、オトーサンは「笑い取れたもんねぇ」と天狗っ鼻でした。・・・ニクタラシイ。

ともだちや ともだちや
内田 麟太郎

偕成社 1998-01
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「1時間100円であなたのオトモダチになります」
私の、“初めての読み聞かせ”で読んだ思い深き絵本であります。ホントの“ともだち”ってなんだろう。シリーズになってます^^。


★    ★  ★  ★  ★  ★  ★  ★  ★  ★  ★
      
昨日、1年生の読み聞かせ。10月なのでハロウィーン本を紹介。

「ハロウィーンって何か知ってる?」という問いかけに、「ヘンソウしておかしもらうのー」と返ってきました。デパートなんかの売り場も年々賑やかになってますし、子ども向けの英語教室なぞでは、盛大にハロウィーン行事をやったりもしますから。世紀末・新世紀に生まれた子ども達とって、クリスマスやバレンタインデー並に当たり前のイベントなのかもしれません。・・・それにしても日本の行事ってなんか地味だ(´~`;)。例えばそーね、七夕の飾りにお菓子をぶら下げてみるとか・・・どうだろうね・・・(゜゜()☆○=(-"-)・・・・・・イヤ、冗談です。

ハロウィンナー ハロウィンナー
デーヴ・ピルキー かねはら みずひと デイブ・ピルキー

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で、前に挙げたかもしれない『ハロウィンナー』。
うんと長い胴と短い足のせいでオスカーは皆の笑われもの。あだ名は“ウィンナー”。ママまで(しかし愛を込めて)“ウィンナー”と呼ぶんです。
今夜はハロウィーン。怖いお化けの格好をして、家々にお菓子をもらいに行きます。さて、オスカーのママが彼のために用意してくれたのは巨大な“ホットドッグ”の衣装。このママの発想、実にナイスでありますが、子ども的には「ひどいよ、かーちゃーん」ってとこ。衣装が邪魔して上手に歩けず、お菓子にありつくことができず、トボトボ歩いておりますと、彼を一躍ヒーローにする出来事が・・・。

2冊目。ハロウィン本じゃないのですが、お化けつながりで『こんばんは おばけです』
こんばんはおばけです こんばんはおばけです
さとう まきこ 岡本 颯子

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優くて遊ぶのが大好きなお化けちゃんが出てくるお話。「早く寝ないとおばけよりもっと怖いものがくるわよ」とママの台詞を受けて、魔女や怪獣、妖怪まで現れて・・・。

・・・当日は学校行事があり、子ども達に行動を促す校内放送が入ったため、読み聞かせ、やむなく打ち切り。これからいよいよ面白くなるところだったので、子ども達も名残惜しそう。わざわざ前に来てラストを確かめる子どももいたり。申し訳ないことでした。

帰り際、「せんせーは おはなしをよむ せんせーなの(^―^)?」とフレンドリーに聞いてくる子が。1年生くらいだと大人は全部、先生に見えるようです(*^m^*) 。
オバちゃんはねー先生じゃないよー、そこらのオバちゃんだよー^^

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無題
こんにちは。
読み聞かせの本の選択って難しそうですね。
次から次へと、今度は何を紹介しようかなあって考えてなくちゃいけない気がします。
いつでも、おおっ、という作品にめぐり会えるとも限らないし。。。
kahiro 2007/10/13(Sat)16:42:45 編集
Re:無題
本の選択はオモシロさ優先です、が、5年間も読み続けてると・・・。
しらばっくれて今まで読んだ本を読んでもいいんですが、
結構、子どもの方がよく覚えてるんですよ。
「あーその話知ってるぅ」とかって。
ソレは非常に悔しいので(;-_-;) かなり必死です。
また、自分の目が悪い意味で肥えてきちゃったような気もしてます。
うっわーオモローイって本がなかなかない・・・(ノ_<。)。
【2007/10/26 11:34】
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