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おとなの(?)読書感想文。 絵本から児童書、時代モノ、how to本、ミステリーetc...。あなたの道標になったら幸いです。
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私は秋と相性がよろしくなーい(秋生まれなのに)。これまでを振り返ってみると、私の人生を揺るがすような事件が起こるのは決まって秋。今年のはトラブルより雑事が多いのだけれども、ひとつひとつが些細なのに多種多様で、身体的にも精神的にもキツい日々。子どもらは子どもらで交互に熱を出し、ゼリーシートがウレまくっている。
土日、レトルトや出来合いで済ませようとすると「手抜き反~~~対ッ!!」を叫ぶオトーサン(=唯一の八つ当たり対象)が、「疲れたの?」と素直にレトルトで済ませてくれたくらい、ヤバイ状態でありました。センチメンタルという秋の乙女病に侵される年では無論ないのだが、涙腺もゆるゆるだし。見て泣き、聞いて泣き、読んで泣く。

ことりをすきになった山 ことりをすきになった山
アリス マクレーラン ゆあさ ふみえ

偕成社 1987-10
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ネットを漂流中に見つけた1冊。とてもとても読みたくなって、図書館を検索したら区内の館、ほぼ全部に入ってるんですが(近隣の図書館にもありました)、どこも貸し出しされておらず、借りられました^^。
どんな話かというとですね・・・荒れ果てた野原にぽつんとそびえる岩山と、旅の途中、たまたまその岩山で羽を休めたことり「ジョイ」の長い長い交流を描いたお話です(絵本だから、ページにしたら短いですけども)。
これまで空や雨、風といった自然しか知らなかった岩山は、未知の生き物であることりの来訪に胸を躍らせ、「ここに いてもらうわけには いかないかね?」と問う。しかし、ことりは生き物ですから、水もなく食べ物もない岩山には住むことはできません。無論、答はNO。けれども、「かならず また きておくれ」と願う岩山に、ことりは「春になって たびにでたら、かならず ここに たちよることにします」と約束をするのです。
ちっぽけな約束は初代のジョイから子どもへ、子どもから孫へ・・・と大事に受け継がれます。誠実なことりと春を待ち焦がれる岩山。図書館で思わず目が潤んじゃって挙動不審。
ラストは読んでる内に、多分、予想できちゃうんだけど・・・でも、「ああ、よかった」と感じるのです。読み応えのある絵本でした。オススメ。

ホームレス中学生 ホームレス中学生
麒麟・田村裕

ワニブックス 2007-08-31
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解説いれるまでもなく・・・麒麟・田村(あえて、敬称は略)の自叙伝。気にはなっていたのだけど、皆がいい!いい!と言うので、逆に触手はのびず(←へそ曲がり)。でも読んじゃったのは、某サイトで中学生の女の子がこの本の感想を書いており、それがとても良かったものだから。
・・・ホント、これはノンフィクションなのかと。壮絶などという言葉で足りるのかどうか。“今どきの中学生は~”と比較するつもりは毛頭なく、“田村三きょうだい”であったからこその物語でありましょう。やわらかな心が周囲からのキモチを動かしたんじゃなかろうかと(しかし、一家解散宣言がされた季節が冬だったら・・・・・・)。
ふと、「ゆずり葉」の詩を思い出しました。多分、小学生のときに習った詩。その詩中の
『世のお父さん、お母さんたちは
 何一つ持ってゆかない。
 みんなお前たちにゆずってゆくために 
 いのちあるもの、よいもの、美しいものを、
 一生懸命に造っています』
という一節。田村きょうだいはそれぞれに、お母さんから“よいもの”を譲られたんだなぁ、と。いくらなんでもお父さん、それはないでしょうよ、とか思ったりもしたのだけど、田村本人と兄姉が赦す(と、いう表現は違うかもしれませんが)のだから、いいのだ、それで。

紗央里ちゃんの家 紗央里ちゃんの家
矢部 嵩

角川書店 2006-11
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書いたと思ってたら書いてなかった?みたいなので。森見登美彦さんのブログ『この門をくぐる者は一切の高望みを捨てよ』で、紹介されていた本です。
夏休み、ぼくとお父さんは毎年の習慣として、従姉妹の紗央里ちゃんの家に遊びに行く。お姉ちゃんは受験生なのでお母さんと留守番。しかし、呼び鈴を押しても誰も出てこない。
やがて出てきたおばさんは血まみれ。家には“オカシナ匂い”が漂っている。紗央里ちゃんは家出したとかで、不在。
やがてぼくは洗濯機の下から干からびた指を見つける。これって誰の指? 風邪をこじらせて死んだ、と聞いてるおばあちゃん? それとも・・・・・・?
冷静にグロい。その冷静さがヒジョーに怖ぁ。

押忍!手芸部―日本一男前な手芸本 押忍!手芸部―日本一男前な手芸本
押忍!手芸部

池田書店 2006-11
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男子のための人生のルール 男子のための人生のルール
玉袋 筋太郎

理論社 2006-12
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その他、『押忍!手芸部』とか『男子のための人生のルール』など、息子のために(・・・と言いつつ自分が楽しむためだったり)借りてきてみたのだが、お役に立てたのかは謎。特に『手芸部』本には勇気をもらえると思うんだが。創作とは何でもアリだな、と(笑)。ま、何はともあれ、男道を極めていただきたいものだと思うは母心(?)。

今日、わかったこと。
近隣の図書館のネット予約数には制限があった。最大20件までだった。そーだったのか。

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