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贈る物語 WONDER
編:瀬名 秀明出版社:光文社
「これすごく面白いよ、読んでみなよ」
と、息子が私に差し出したのは星新一さんのショートショート。
学校の図書室で借りたのだそうです。
SFのショートショートを置いてるなんて、実にイケてる図書室だ。
と、言うわけで、
今日は『贈る物語 WONDER 瀬名秀明=編』を。もちろん星 新一さんの作品も入ってます^^。
「SFとは。少しだけ不思議の略です」
とは、藤子・F不二雄さんが言われたのだそうですが、この本はホントにそんな気持ちで、軽い気持ちで楽しめる本です。少しだけ不思議なことなんて、日常に山ほどあることですからね。宇宙船の内部や異星人の風貌なぞ想像できなくともいいのです(火星人はきっとタコっぽいんだろうなー・・・位の想像力しかない私が言うのですから、間違いありません!!)。
次はこの本を読んでみたらいいよ、なんて選者、瀬名秀明さんの親切な解説もついているので、2度、3度、美味しい本だと思います。どれも短編なので合間読書にもオススメです^^。
↓ネタばれ。
私的には、ですが、中でも印象深いのが『愛の手紙』(ジャック・フィニィ)でした。これはタイムトラベルものです。
私、SF小説についてまるで無知なので、映像作品との比較になってしまうけれど、何だか痛みの残るもの多いですよね・・・。「過去の物事・人に関わってはいけない」とかなんとか、ドク(バック・トゥ・ザ・フューチャー)が言っていたけど、やっぱ、それは鉄則なのですな。
同様のアンソロジーとして、宮部みゆき編の『贈る物語 TERROR 』、
綾辻行人編の『贈る物語 MYSTERY』があります。^^