おとなの(?)読書感想文。
絵本から児童書、時代モノ、how to本、ミステリーetc...。あなたの道標になったら幸いです。
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子どもの記憶力は凄まじい、とオバさんになってみて、ようやく実感として思う。
さて、今日は『教科書でおぼえた名詩』。
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ああー、習ったねえ、こんなの。
あなたの頭の箪笥の中にしまい込まれているはずの、宮沢賢治、島崎藤村、高村光太郎、北原白秋らの詩、百人の歌人が詠んだ和歌から数歌、漢詩など盛りだくさんの内容となっとります。メロディがついてるものもあって(「椰子の実」「まちぼうけ」など)、最後の方を忘れているものもあり、ちょっと嬉しかったり。
私が通っていた小学校は、節分には全校をあげて豆まき大会があったし、七月には「七夕音楽会」なる催しがあった。季節の様々な行事をとても大事にする学校だったと思う。
年明けの「百人一首大会」もその大事な年間行事のひとつだった。初春の大会に向けて、歌人の歌を一首、紙に書いて黒板(だったかな)に貼り出すのが、日々の日直の仕事の重要な仕事。坊主めくりの方が好きだけど、今でも結構、覚えている。例えば…
あらしふく みむろのやまの もみぢばは たつたのかわの にしきなりけり (能因法師)
と、マジックで白画用紙に書いたのは私だった、ということまで覚えてるんだからスゴイよね、子どもの脳みそは。嵐の後、散った紅葉が川に漂う様、錦。子ども心に浮かんだイメージは今も変わらず、私の心の中にある。
子ども時代、必ず夏休みには祖母を中心にして、親戚中が集まって、山や川へ旅行に出かけたから、そこで見たどこかの風景なのかもしれない。
選者の方の判断でしょうが、三木露風の「晴れ間」ほか、漢詩、古文でならった気に入りがなかったことが残念。
子どもの教科書、取って置いてあげよう。。。
ところで、上に挙げた和歌をここに書き出すに当たって、間違ってないかネットで調べていたら…小説や物語の中に和歌を織り込んでいる、引用している作品を調べている人のページに出会った。ささっと読んだところ、能因法師の「あらしふく…」は京極夏彦作品(「姑獲鳥の夏」)の中に引用されている・・・らしい…っつーか、そうなんじゃないかな~と推測されていた。
ブックオフに出す(と、言い続けてから大分経ってしまった…)前に、もう一度読んでみようかな。
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