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誰かが言っていた。「本が好きな人は退屈しない」と。
確かに当たっている。退屈はしないなぁ。
私にとって“紙”は凄まじい敵で・・・そして心強き味方。
一文字でも間違えて反故になった印刷物は、敵。
どーでもいいお便りも敵。
価値あるものは人それそれでありましょう。
でも、私がイイと思ったものは、それが紙切れであっても、私にとっては宝物になるのです。
今週は・・・あ~読みました(≧∇≦)。
『歯車~石ノ森章太郎プレミアムコレクション~』、『書物の王国17 怪獣』、図書館の予約本『メルカトル』(著:長野まゆみ 出版社:大和書房)、古本屋から『魔性の子』(著:小野不由美 出版社:新潮文庫)、『あらしのよるに』(←漫画版 原作:きむらゆういち 出版社:講談社)
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『歯車』。私的にR12指定(笑)。
コレ、漫画でして、息子に貸す約束をしてましたが・・・まだ早いかな。14作品収められてるのですが、その大半、性描写がありますんで。はっはっはっ。「スマン、返しちゃった」と誤魔化すことにしよう。。。エロ方面はオヤが教えることじゃないからサ。
ホラーという括りで発刊されておるため、オチが怖い作品盛り沢山。
「くだん」「鋏」、「牡丹灯篭」の未来版(?)「カラーンコローン」などが印象的。また、自らを食わせることによって子孫を増やし続ける、恐るべきキノコ(?!)「マタンゴ」。簡潔にまとめられた本作では、真の恐怖を理解できず。しかし、古今東西のあやしきモノについて書かれた『書物の王国17 怪獣』に収められた『マタンゴを喰ったな』(橋本治氏)にて、じわじわと・・・。アメーバの映画観たことありますか? そんな感じ。
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『メルカトル』。長野まゆみさんの新作(以降、かなりネタバレてるかも)。メルカトル図法、モルワイデ図法・・・習いましたね~! 本作、「地図」が重要な鍵となっております。
お耽美な話が多い方ですが・・・好きな作家さんです。デビュー作からずっとファン。淡々としてどこか冷めていて、妖しい・・・がウリ(?!)。これまでのラストは読み手のご想像にお任せ!的な、煙に巻かれる感じがしてたんですが、しかし今回は新境地?なんでしょうか、明確なハッピーエンド。明智小五郎が3枚くらい皮を被ってました(?!)。ココ最近、ちょっと荒れた私の心には、まぁよろしかったのですが、先が読めてしまって・・・・・・残念。
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『魔性の子』
お客が私だけしかいない古本屋で、なんとなく買ってしまった内の1冊。読み始めて、オヤと思う。蔵と塀の隙間から白い手が手招きする・・・。アリ?!何かどっかで見たような。。。なんだっけ???と思いつつ、読み進めて・・・半分以上も読んで、これは『十二国記』シリーズの1冊だと気付く。・・・白い手。アニメで見たのでした。シャンプー中の背後より、腕一本すら通らない隙間に“何かがいる”という設定に恐怖を感じて覚えてたようで。この本、単体でも楽しめました。原作とアニメはかなり違うようですな。
明治時代の帝都「東亰」の闇を描いた『東亰異聞』、座敷童の真実?『くらのかみ』(←ちなみにこれはYA。怖ーいです。一緒に『遠野物語』を読まれると怖さ倍増カモ)も面白いです。
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『あらしのよるに』漫画版。これも古本屋で購入。絵本に小説に・・・漫画まであるとは! 子どもらへのお土産のつもりで、学校に行ってる娘の机の上に一旦は置いた、のですが・・・結局、自分が先に読んじゃう。中身は絵本とほぼ一緒。絵はハッキリ言って・・・あんまり好みではなかったのですが、「ふぶきのあした」以降、心優しきオオカミ ガブの「なんでオイラ、オオカミなんかに生まれてきちまったんだ・・・」の台詞にやっぱり目頭熱くなる。なんて悲しい言葉だろう。
ハッピーエンディング・バージョンでよかった。。。
購入したまま放置・積読・未読の『まんまこと』(著:畠中恵 出版社:文藝春秋)、図書館の予約本『カクレカラクリ』(著:森博嗣 出版社:廣済堂)、順番が回ってきたので読みますです。後、ジャンプも(笑)。
あー土曜っていいなぁ^^。
私はぼーっと待っているのが苦手なほうで
いつも鞄に本1冊あります。
この間まで、開放区/木村拓哉さん
借りてました。一度読んだけれど
もう一度読みたくなって。
いまはオダギリジョーさんの本を予約中
夜中に放送していた「時効警察」が好きだったので。
「あらしのよるに」
テレビでアニメしてましたね。
見られなかったのですが。。。
>私はぼーっと待っているのが苦手なほうで
>いつも鞄に本1冊あります。
犬が繋がれてるーとか、塀の上に猫がいるーとか、
アリんこの行列とか・・・なんでも「見るもの」があればいいんですけども。
私、真面目にシュフ(=主婦)してないからなぁ。。。
kahiroさんが面白い、って言うと・・・
「そーか。面白いのかぁー」と。
なので、木村本、オダギリ本、いつか読むと思います。
ブログやってよかったなーと思います^^。
いつもありがとうデス^^。kahiroさん。
>「あらしのよるに」
>テレビでアニメしてましたね。
>見られなかったのですが。。。
アニメ、私も見てませーん。
・・・いや、ここ最近、テレビ見てない、かも。
ついてるけど、見てない状態。。。
魔性の子、単体だとホラー・・・。ホントですね^^;。
汕子が現れるシーンなぞ、怖ぁぁ~でした。
>『くらのかみ』読んでみたいです!
オススメです^^。
私、あわせて「遠野物語」“六部”にまつわる話を読んでいて、怖さ倍増でした。
絶叫系ではありません、粘着質な怖さです。。。
私は年中ですが。
でも、お化け屋敷には、入れない。
まんが日本昔ばなしや有閑倶楽部(コミック)
怖い話のときが好き。
昔ばなしは、おいてけ掘り、湯をかけられたら
猫になる話、牛鬼(これは怖い)
覚えてます。
フジ系で、時代物3本立ての2時間SP、
というのも見てました。
>ホラーが見たい季節になっていきますね。
>私は年中ですが。
私も~っ!!
>でも、お化け屋敷には、入れない。
割と好きです。・・・が、中で貧血を起こして、お化けに救われたことがありますです^^;。
>まんが日本昔ばなしや有閑倶楽部(コミック)
>怖い話のときが好き。
有閑倶楽部、の怖い話。中身まるで覚えてないんですが、ラストの方で、井戸からおばあさんが・・・くわっ!!って感じで飛び出してくる話。アレ怖かったぁ。
あのシーン未だに忘れられません。貞子どこじゃないです。
日本昔話も夏になると絶対やるんだよね、怖いの。楽しみなような怖いような、でした。
美内 すずえさんの『白い影法師』。怖いですよー。古本屋さんで手に入ったらぜひ。